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2018年3月 7日 (水)

故郷の心は、やさしさの心

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04011

人の心の底にある故郷の心は、やさしさの心です。

企業戦士になって仕事に疲れたり、心が折れそうなこともあるでしょう。そんな時に思うのは、生まれ育た、故郷を思い出すことでしょう。

どんな人間でも故郷を思慕する心をもたない人はいない、この故郷に憧れる心こそ、人の心の底から湧き出てくる清らかな泉であります。人の心の底にある故郷の心は、人間本来のやさしさの心です。

いま世界中では、国の事情で故郷を捨て、他国にあこがれ、幸せを求めて出ていく人もいます。難民といわれる人々です。どんな人・どの民族にも、それぞれにかけがえのない故郷がある、他民族に踏みにじられたくない故郷があります。

人の心の底にあるもの、それが故郷の心です。

お互い人間だから、故郷の心、やさしさの心には、人類共通の相通じるものがあり、民族や宗教のちがいを超えて共感できるはずです。

私は、生まれも育ちも同じ地域です。私の地域も開発が進んで、わずか半世紀ですっかり変わってしまいました。山ではウサギを追いかけ、川では、小鮒を釣った思い出があります。

故郷を思う心は誰でも同じです。今の子供たちは、現在の環境で育っています。人間には、良い環境で育つことが大変重要です。

優しさ・思いやりのある人間は、豊かな自然の中で育った人だと思います。 良くも悪くも子供は生まれた環境は選べません、今の大人は環境の保全の責任があると思います。

環境保護は一人ひとりの心がけです。子・孫の幸せを願うなら、何ができるのか考えて欲しいと思います。

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