春の訪れを待つ
今日は、何十年ぶりかの、厳しい寒波が襲ってきたということです。
「厳しきも 春のちかづく 喜びが」
一年を省みたときに、嘆き悲しむ日もあるけれども、厳しい冬から春に近づくかのような喜びもあります。
一年(ひととせ)は、人の生涯と言い換えてみると・・・
一年のなかにもさまざまな出来事が起こりますように、人の生涯においても、嬉しいことも楽しいこともあれば、辛く苦しいことも起こってくる・・・ということです。
また、嬉しい・楽しい時は一時(ひととき)のやすらぎのように感じますが、辛く苦しい時はやけに長く感じたりするものです。
時には、もう笑える日なんか来ないんじゃないだろうか・・・とさえ思う時もあります。
けれども季節と一緒で、寒さの厳しい冬が終われば必ず花咲き乱れる春が訪れてくるように、辛く苦しい日の後には笑って暮らせる日が来るものです。