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2017年9月23日 (土)

家風・・・

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「家風」・・・個々の特定の家において世代を越えて踏襲される固有の慣習・流儀などの行動様式である(ウイキぺディア)

何代も続く「家」には、家風というものがありました。

それぞれの家庭一軒ずつに独特の香りや匂い、また、味わいや温もりなどというものが存在していたと思います。

しかし、現代は、残念ながら「味わい」とか「温もり」などが、だんだん失われつつあるのではないかと思います。それを家庭のあり方から考えると、おじいさんやおばあさんと同居する方が減ってきたことと関係があるのでしょう。

日本人の家庭というものは、おじいさんやおばあさんの姿・・・ご先祖様を大事にされ、あるいは神様仏様を信心されるお姿、信仰心・・・これを見ながら育つ子供たちは、小さいうちから自然とその姿を見習いました。

そして「自分もこうしなければならないんだな」と、おじいさんやおばあさんの日々の生き方から、家族の温かい愛情を知り、また、厳しいけれども大切な躾(しつけ)が形成されてきたことと思います。

一軒家の中で家族がそのようにして過ごすことにより、日本のすばらしい伝統文化が育まれてきたとも言えると私は思うのです。

それ故に、諸外国の人々から「日本人とは礼儀正しい素晴らしい民族だ」とか「非常に謙虚さを尊ぶ人たちだ」と、私たちの独特の気質を美徳として崇められてきたのです。

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