生きる姿勢について
【生きる姿勢】
「与えられた場所で、与えられた時間を生きる。それが人間の自由だ。」・・・曾野綾子さんが言われています。
しかし・・・人は誰でも悩みや苦しみを持ちながら日常を過ごしています。そして、その悩みや苦しみの迷路から抜け出せないでいます。
京都の感応寺住職の「仏教よもやま話の6月1日」【生きる姿勢】より抜粋・・・
生きていれば、悩み苦しみは避けられません。苦楽をともにした人生(生活)を強いられます。だから、その悩み苦しみと上手につきあう、そのつきあい方を学ぶ、工夫するということでしょう。
人は向上心があれば、不満心も、不安心も生じないということでしょう。なぜならば、自己の内心に問いかけて、自らの向上心をさらに鼓舞していこうと思うからです。
共生の世には利他心がなければ生きられません。利他心は大慈悲心です。慈心とは他の苦しみや悩みを取り除いてあげる、それができなければ、すこしでも軽くしてさしあげることです。
私たちは本来の自己である自分という生命体に素直な生き方をすべきところ、自我の欲望のおもむくままに利己的な生き方をしているから、自分自身で悩み苦しんでしまいます。
生きる姿勢を正し、目覚めようとする心を発(おこ)すこと、すなわち向上心を鼓舞してより高く自己の向上をはかるべしということでしょう。
究極の「生き方上手の術」とは、苦しみや、悩みごとと上手につきあい、「世の中というものは、なるようにしかならぬものなり」と思えるようになれば、それが悩みも苦しみのない生き方になるでしょう。
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知識技術能力を高める・・・努力を続けること。
知識技術能力・・・知識…分ること。技術…出来ること。能力…意識して行動に移し、獲得された技能。
なによりも大事なのは、現在の自分の生きる姿勢です。成長しようと志して、自分が幸せに生きるように努力することが大事なのです。
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