向こう三軒両隣
♪とんとん とんからりと 隣組
格子(こうし)を開ければ顔なじみ♪
日本には昔、「向う三軒両隣」といって、最低近所付き合いは当然としてお互いが何かと助け合ってきた良き習慣がありました。
そこには、信頼と安心によって結ばれたコミュニティー存在していました。
みそが無くなったといっては隣に駆け込み分けてもらい、子供をちょっとあずかってくれと頼まれれば快く自分の子供同様にかわいがるといった風情があったのです。
それが、戦後の教育だけが悪いとは言えませんが、GHQが、日本の習慣、風習は危険?と解体・・・アメリカ的思想や習慣を闇雲に導入し、今や個人主義が謳歌?している時代です。
個人主義的な考えで良いはずはないわけで、昨今のいろんな事件をみてもこの考え方に起因しているのではと思ってしまうほどです。まずは、自分さえ良ければ、他人はどうでもよいという傾向の強い個人主義から方向転換をしないといけないのではないでしょうか・・・
町会・自治会と言うのは、多種多様な方々の集合体です。また地域内の人々は、赤ちゃんからお歳よりまでおり、生活スタイル(戸建て・アパート・マンション・)独り暮らし・老夫婦などなどと、価値観も違います。
防災・防犯について
東日本大震災など、天災は何時やって来るか分りません。また、環境美化や、道路や下水、ゴミのことなどのインフラの維持・整備などと安心・安全は、日ごろの地域住民同士の普段からの、コミュニケーションが大事です。
そこで、「向う三軒両隣」・「困ったときはお互いさま」の助け合い精神を思い出してもらいたいのです。
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