八十路の春
ひたすらに 春待つ心 八十路かな
子供のころ、80才というと、とてつも遠いところにあって、「そこまで行けるかなぁー」と考え込んでしまったことがあります。経ってしまえば「もう80歳…」私もその年齢に来てしまったのです~~~。
寒い冬が終わりに近づくと、明るい春を待つ心が兆しはじめます。辛い…悲しい…苦しい時もありましたが、春が来る事を信じて「ひたすら(一生懸命)」生きて来ました。
「春待つ」は・・・冬の寒さに耐えながら春に思いを馳せることです。人生にも必ず冬は訪れます。誰にも必ず辛い時があります。
思えば私が尊敬している人たちは、みんな耐えるということを知っています。みんな何かに耐えてきた人たちなんだよなぁ…
冬の寒さを耐え続けていると、心は自然と春に向くようになります。冬を耐えていた心は、おのずから春を待つ心へと姿を変えていく…
冬のさなかに春を待つ心さえ芽生えれば、人は春をたぐり寄せるために、動き始めることができるものです。春を待つ心が芽生えて…もうそこまで春は来ています。
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