心の温もり
今の世の中、不確定要素が充満しています。
●トランプアメリカ大統領の一言一言に一喜一憂***
●原子力発電など、エネルギー問題はどうなる***
●東京都の築地市場の豊洲移転問題***
●北朝鮮の動きや、キン・ジョンナムの不可解な死***
などなど・・・
混迷を極め、冷えきった現代、すでに心の冷えが社会…そこから発生する悪いイメージスパイラルが心配です。
いま、落ち着いて考えたいこと・・・
「信用」・「信頼」です。
信用とは・・・過去に対する評価。
信頼とは・・・未来の行動に期待。
互いに歩み寄ること、助け合うことすら忘れかけているのではないでしょうか。
私たちが目指すべき社会というのは、全ての存在がつながり、みんなで幸せになることです。「心のぬくもり」を取り戻せば、互いの縁の結び付きも力強いものとなり、明るい未来も実現しやすくなると思います。
松下幸之助さんの言葉をシェアします!!
『心のぬくもり---人の心は暖かくもなれば冷たくもなる。手にとってその暖かみ、冷たさをはかるわけにはいかないけれど、心の冷暖は温度計ではかる以上の正確さで、人から人につたわっていく。
そのつたわり方は、口先でもなければジェスチュアでもない。心と心のジカのふれあいである。それにしてもきょうこのごろの世の中、心のぬくもりの何とうすくなったことか。頭がよくて、口先が巧みで、理が立って、それでなお寒々とした心の気配しかつたわらない人の何と多いことか。そうした人と人との交わり。
そこには、ジーンと胸にひびく感動もなければ、互いに募い寄る情感も生まれてこない。感謝の心がないのである。ありがたく思う心がうすれたのである。
米一粒にも天地の恩を感じ、人の情けに涙したあの日本人の心のぬくもりはどこへ行ったのであろう。音もなく崩れゆくこの日本人の心を、慄然とした思いで省みたい。このままでよいのかと問いかえしてみたい。他人事ではない。自分のことなのである。』
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