五心
「日常の五心」
日常生活では多くの人と関わり合って生きていけます。「安全・安心と信頼」で社会は成り立っています。それは「五心」という精神をあらわすことだと古来からいわています。つまり、人と人のつながりの大切さは「五心」の心を忘れないことです。
五心とは
①…「すみません」という反省の心
②…「はい」という素直な心
③…「おかげさま」という謙虚な心
④…「私がします」という奉仕の心」
⑤…「ありがとう」という感謝の心
五つの誓願の言葉です。
私たちは、日頃使われている五つの言葉ですが、これが会話の中にはいって来ないと、スムーズにいくはずの家庭や職場、果ては友人関係までもしっくりとしません。
自分に都合のいい人は善い人だといい、自分に都合が悪くなるとけなす、皆さんも見に覚えがありませんか…ちょっとした心のゆとり、感謝の気持ちがないために、人間関係にひびが入ったり、信頼関係を失ったりしているのではないでしょうか…
いま私達は、物質的には大変満たされていますが、その反面、心はどんど貧しくなっていると言われています。「心貧しい」いやな言葉です。
「心貧しい」とは、自分の事ばかり考えていて、周りの人を喜ばせようしていない、愛のある行動をしていないということです。自己中心の人です。
釈尊が説かれた知足という教えの中に、「足る事を知る人は、心は穏やかであり、足る事を知らない人は、心はいつも乱れている」と言われています。
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