最近のニュースで思う
オバマ大統領の広島訪問と舛添東京都知事の政治姿勢でテレビや新聞で、連日大きな話題になっています。
オバマアメリカ大統領
まず、アメリカの現職大統領として、広島訪問を実現したことは、被爆者の9割超がオバマ大統領の広島訪問を評価しています…(NHKデジタルニュース)
背景には、オバマ大統領に今も大きな期待をしているからでしょう。オバマ大統領には被爆の現実を見て理解してもらい、具体的なアクションにつなげてほしいという気持ちが現れていると思います。
謝罪を求める意見が少ないのは、単純に忘れたとか許したのではなく、魂に染みついた悲惨な体験だから本当は許せないが、それだけでは前に進めないと悩んだ結果のことでしょう。世界のトップリダーとして、オバマ大統領の核廃絶の決意を求めているのです。
舛添東京都知事
色々な人から批判されていますが、問われてくるのは舛添都知事のリーダーとしての資質です。頭が良く、5カ国後に堪能・母親の介護の話は驚きですが、著書などに書かれていることと、いま報道されている行動・考え方は東京都民には理解できないものです。
舛添都知事は、高い梯子に登っていて下界を見下ろしていているが、強風が吹き、そして、足もとが崩れそうで、見ていられない光景をイメージされ不安過ぎます。
政治とは…
人間というのは、一人で生きるのではなく集まって社会というものを形成しています。人間一人一人は、価値観も違えば、利害もあります。しかし、みんなが勝手なことを言っていれば、社会は崩れて無茶苦茶になってしまいます。
本来人間は動物ですから弱肉強食の本能を持っていて、そのような状態になれば殺し合いになるでしょう。もしそうなれば、その集団の繁栄はないでしょう。なぜなら人間一人一人は、みんな得意分野も違って役割分担があるからです。
つまり喧嘩が強い人ばかりが生き残っても人間の社会は、発展しません。その紛争を解決するために、政治というものがあるのです。
つまり政治というものは、ある集団があった場合に内部で対立が起こった場合に話し合って全員が納得のいくルールをつくって、対立をなくして秩序のある集団にするための手段です。
その集団でルールに従わず秩序を乱すものは、警察力によって罰を与え服従させます。政治の治めるとは、秩序を作るという意味です。
政治は信頼が大前提です。考え行動がぶれない一貫性が大事です。オバマ大統領の核廃絶思想を形で示して欲しいものです。そして、舛添都知事は都民の声をしっかり聞いて欲しいです。
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