共生社会と町会費徴収について
「遠い親戚より、近くの他人」「困った時には相身互い」と言う事葉があります。
人は一人では生きていけません。地域社会で生きることは、助け合いの互助の精神が大事です。地域社会に生きるには、地震などの自然災害は何時やってくる分りません。突然の非常の時には、遠い親戚で間に合いません。お隣の人に助けが必要となってくるのです。
共生社会
この社会には、同じ人は誰一人いません。年齢・障害の有無・身長・体重・聞き手・家庭環境など全て皆違います。さまざまな違いがある人々が、それぞれが自立し、相互に支え合い、主体的に暮らしていけること…
全ての人々が社会から阻害されることなく、人間として生きることが承認され、支援体制が確立されている社会…これが共生社会です。
誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会です。共生社会の構成員は、いわゆる生産活動に従事している(できる)年齢、身体状況、知的状況を有するとされる人々だけではありません。
共生社会に生活するということは、健常者にとっても安心して暮らせる社会です。私たちは現在の健常者ですが、弱者予備軍です。やがて老いは必ずやって来ます。もしかしたら、若いうちに事故や病気で機能障害が発症するかも知れません。
そのようになったときにも堂々と主体的に生きていける社会に生きているならば、健常なときにおいても将来の不安を抱かないで生きていける社会であり、安心して暮らせる社会といえます。それが共生社会なのです。
地域社会を構成するには、それぞれが自冶会・町会組織が必要です。市・町と各家庭の情報の伝達役…組織の問題を提起し、私たちの暮らしが安心・安全を守り維持向上を図ることです。それには会費が必要です。
自冶・町会費の徴集について
決められた会費は、現状は、各班に細分化し班長さんが集めている組織が多いと思います。私たちの町会の集め方は、班長さんが各家庭を訪問し集めることにしています。
各家庭を訪問することで、コミュニティが図られるメリットがあります。しかし高齢化し、集めることが大変という意見もあります。
口座振込みの自冶会もあるそうです。毎月の会費(400円)を金融機関より引き落とし(口座振込み)…班長さんの負担がなくなりますが、それには、引き落とし手数料(105円)が、問題となります。
確かに不在等で何回も行かなくてはならないので大変です!でも、お年寄りだけの家庭を回る事によって、病気になってないかな?とか、子供が泣いていたら、もしかして虐待かな?と気を配るのも、役目では??
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