歪んだ社会構造
人生観の変化
最近人間の本能で、生まれ…結婚し…子供を生み…孫を見る…普通の人生パターンが・・・違ってきています。少子高齢化は・・・・超高齢化社会となってきています。
そして、社会観も違ってきています。「DINくs」(double income, no kids)と言う生き方まであるとは驚きです。つまり結婚後、子供を持たずに、夫婦とも職業活動に従事するライフスタイルで、意識的に子供を持たない共働き夫婦です。子供を持たない理由は、職業活動の継続であったり、子供を持つこと自体を拒否するという生き方です。
社会構造の変化
長生きしたいという人間の願望が高齢化社会をつくり、一方では子を産み育てることに意義を見出さなくなった結果、少子化の社会が到来してきました。
子供を産み育てることを第一義としなくなったために離婚が多くなり、両親揃って子供が育てられないという状況も生じています。また親子の情愛がいびつになり親子が殺しあうという悲劇まで生じています。
健全な子育てがなされないと、子供は成長過程でゆがんでしまい、命の尊厳についての認識や、善悪の判断ができない大人になってしまいます。
また格差社会のひずみもあって、犯罪が多発するでしょう。犯罪や自殺に走る可能性のある若者が多いと思われますが、悲劇を生まないためにどうすればいいのか、お互いが思いをめぐらさなければいけません。
自然と暮らす
人間も動物です。動物の本能は生まれ…結婚…子供をつくり…育てる…事です。その長い期間です。喜怒哀楽の人生です。
うまく生きていけないと悩み苦しんでいる時、生き方がわからなくなってきたと感じる時、過度に自分をせめたり見つめすぎたりしないで、万物を慈しむという気持ちを持ちたいものです。
たまには早起きをして、小鳥のさえずりの第一声に耳をかたむけてみませんか。大空の雲の流れゆくさま、風が吹きぬけてゆくさまを、自然のままに感じ取ってみるのもいいでしょう。
無心になって万物を慈しんでみると、心は少しずつ満たされていくでしょう。鳥や昆虫、動物たちのように、今、只今を懸命に生きる、このことが最も大切なことです。
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