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2015年6月22日 (月)

人は誰でも孤独です

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人は誰でも孤独です。

愛する人がいる、頼れる人がある、信頼できるパートナーがいる、家族がいるからといっても、所詮、人は誰でも自分一人だけ、孤独です。

愛と希望があれば人は生きていけるというけれど、自分で自分を見失ってしまいそうな時があります。幸せな人生を生きる道標として、何をよりどころとして生きていけばよいのか、進むべき方向さえも見つけられずに、不安な日々を過ごすこともあります。

人は何が幸せであり、どのような時に幸せだと感じるのでしょうか…はっきりいえることは、だれでも絶対に死ぬということです。だから自分が「生き甲斐」を感じる時が幸せだということだと思います。

水に気体、液体、個体の三態があるように、人間にも三態がある。川北義則著より

○ 他人と関わる自分
○ 一人だが外に意識を向いている自分
○ 一人で内に意識を向けている自分

もっとも大切な「ひとり」は「一人で内に意識を向けている自分」であるにもかかわらず、いまの若者はそれに、になりたがらないという。

社会と関わっていくには、「他人と関わる自分」・「一人だが外に意識を向いている」があればいい。しかし、「一人で内に意識向けることが大切」である。理由は、孤独を特徴とするこそが人間の本質だからです。

しかし、だからこそ思い切って意識的に「ひとり」になってみるべきだという。他人とつながってうれしいのは、寂しさが癒されるからだし、一人で他人のことを思っていれば寂しくない….そういうことを深く理解するためにも、もっと「ひとり」を味わった方がいい…と言う。

「人間は一人で生まれ一人で死んでいく…大勢の中に混じっていたからって孤独になるのは、わかり切ったことだ。」…田山花袋

人間は生まれるときも死ぬときもひとりです。それが人間の本来の姿だと思えば、孤独を憂い嘆くことはないのです。大勢の中にいないと寂しくてやりきれないという人がいます。孤独を恐れて自主性を失うと、「小魚は群れたがる」という状態になり、個性のない人間になってしまう。

所詮、孤独を逃れられぬ人間ならば、孤独を愛し、自由・自主の精神を大事にして、個性豊かな人物になるようにしたいものです。

「君子は和して同ぜず。小人は同して和せず」(『論語』)と孔子はいう。

 

 

 

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