戦争が起こる原因…考える
「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制」の整備が必要…今、国会で審議されています。
「なぜ戦争はなくならないのか?戦争が起こる3つの原因」から…。
http://matome.naver.jp/odai/2140730775904390701
そもそも戦争はなぜ起きるのでしょうか…古代アテナイの歴史家 トゥキディデスは…
戦争が起きる原因は3つしかない、それは「利益」か「恐怖」あるいは「名誉」だという。
【1】利益
戦争は景気回復の為に起こされるということ…戦争が絶対に無くならない理由として、景気回復のカンフル剤として使用される。
最近の戦争は、単に領土を広げたり、国の名誉のためではなく、商工業の利益を世界的に拡充したり、その拡充を妨害されるのを防ぐために起こしている。兵器製造企業を抱える国家にとって、これ以上の貿易利潤を生みだす手段はない。
戦争を起こせば、どこの企業に(もしくは、どこの国に)利益をもたらすのか…残念なことに、武器の売買が多国間で活発になり、この10年で軍需産業は順調に成長した市場のひとつとなった。
【2】恐怖
抑止という言葉はあたかも緊張を緩和させるようなニュアンスが感じられるけど、結果的としてはむしろ緊張を激化させる。
軍事力を持って、抑止しようとしても、「威嚇」と同じ行為でしかない。相手も武装、抵抗をしてくる。 抑止という言葉はあたかも緊張を緩和させるようなニュアンスが感じられるけど、結果的としてはむしろ緊張を激化させる。
軍事力を持って、抑止しようとしても、「威嚇」と同じ行為でしかない。相手も武装、抵抗をしてくる A国がB国を恐れて軍備拡張を行います。すると、B国は軍備拡張しているA国を見て恐怖を覚え、負けじと軍備拡張を行います。結果として軍備拡張戦争が起こり、果ては戦争に繋がります。
【3】名誉
名誉軍人、警察官、消防士の名誉を守るのは国民の義務である。近年の戦争では、あまり、大きな理由とはならない軍人、警察官、消防士の名誉を守るのは国民の義務である。
近年の戦争では、あまり、大きな理由とはならない戦争と平和、名誉について もし戦争が起こったら、国のために戦うかどうかという国民意識には、先の大戦が如何に大きな影響を与えているかがうかがわれる。
名誉やプライドのために、行う戦争は近代では少なくなってきている。一方で、宗教による戦争は行われている。
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