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2015年6月27日 (土)

向う三軒両隣の精神

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日本には昔、「向う三軒両隣」といって、最低近所付き合いは当然としてお互いが何かと助け合ってきた良き習慣がありました。

そこには、信頼と安心によって結ばれたコミュニティー存在していました。味噌がなくなったといっては隣に駆け込み分けてもらい、子供をちょっとあずかってくれと頼まれれば快く自分の子供同様にかわいがるといった風情があったのです。

戦後、アメリカ的思想や習慣が、導入し、今や悪いことに、自己中心主義の思想が多くなってきたように思います。日本の習慣、風習は野暮で時代遅れと言わんばかりに捨て去ってきました。

自己中心主義…(ウキペディア)

自分自身を物事の中心と定義して、世の中の物事を解釈する(本人がそれを自覚していないことが多い)こと…また、そのような考えを元に他人のことを考慮しない行動をする性質のこと…単に自己中心、これを強調的に指す場合は自己中心的とも言う。

自己中心(ジコチュー)的な考えで良いはずはないわけで、昨今のいろんな事件をみてもこの考え方に起因しているのではと思ってしまいます。

まずは、自分ありきが先で、他人はどうでもよいという傾向の強い考え方から方向転換をしないといけないのではないでしょうか…

「向う三軒両隣」の助け合い精神を復活させる…

日本は古来より「向う三軒両隣」という思想があります。この手法を応用することによって、良いアイディアを発想し、お隣・ご近所との友好を保つことができるのではないかと思います。

意見の異なる人が接触すると、そこにぶつかり合いが起こります。お互いが自分の「正義」を主張するだけでは争いが永遠に続きます。どこかで折り合いを付け、また普段から信頼関係を築いておく、というのが「向う三軒両隣」で、和を重んじる日本人が編み出した知恵といえるでしょう。

困った時はお互い様

自分が困っている人を助ける時に、その相手に気を使わせないように言う、気遣いの言葉だです。

困ったときには、遠慮なく助けを求めることですが、日ごろから、「向こう三軒両隣」の精神で「お付き合い」をしていると…心から安心できる生活ができるのではないでしょうか?安心・安全の生活は、誰でも思うものです。

 

 

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