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2015年6月 2日 (火)

老いることあれこれ

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誰でも老いていく…老いかたは人それぞれに違いますが…「老い」は生まれた時から老いは始まっています。最近は、私は「年をとったなぁー」と実感することは、しばしばです。

「老いの実感」

加齢を実感する瞬間というのが確かにあります。そしてその瞬間は毎年増えてきています。今、また一つ…人生の残り時間を考えると、現状の老いに不安を抱かざるを得ません。恐らくある年齢を過ぎた人であれば誰にでもあることだと思います。

身体の異変を何か感じたとき…気付かないフリや、気にしないフリはしないで、ごく自然に振舞っていたほうが良いと思います。今までの経験から…現実から逃避しないことです。

「老いてこそ人生」…石原慎太郎『老いてこそ人生』(幻冬舎)より

誰しも年はとりたくはない。誰しも老いたくはない。しかし誰しも必ず年をとり老いていくのだ。そんな当たり前のことがらを前にして、なんでくよくよしたり、怯えてたり、腰が引けたりすることがあるのだろうか…正面きって向かい合いこちらから仕掛けていけば、こんなにやり甲斐生き甲斐のある人生の時の時は他にあるものではないのです。

そのためには必ず老いていく肉体の原理と、その兼ね合わせで、かつて若い肉体が作った精神の関わりについて知ることです。それを踏まえて老いに関するさまざまな情報を心得ながら、若い頃にはなかった経験と、それが培ってきた冷静さをもって老いを迎え討つことです。

若い人とは…

「あの人若い!」…☆フットワークが軽い  ☆毎日ように運動している ☆肌がきれい ☆ 美意識が高い…

老いにともない悩みや心配ごとが増えるにつれて、わがままな「年寄り根性」が強くなりますが、老いることで悪いことばかりではないはずです。年の功で、人生経験が豊かになり多様な判断能力が身について、なにごとにも偏らずに多角的に理解しようとします。

相手の気持ちも受け入れようとする…寛容な気持ちの余裕もできて、自己本位の思いを抑えて、相手の立場に立って理解できる。さらには人をおしのけて進むことよりも協調性を重んじたり、対決軸を持とうとしなくなります。

このような「老人力」をどのように社会的・子孫繁栄のために発揮するのか、これが長寿の課題ではないでしょうか…

認知症の問題…5人に1人

認知症の問題は深刻に…団塊の世代が全のて75歳以上となる2025年には多い場合で730万人となり、高齢者の5人に1人に上ると言われています。今年の初めに国が明らかにした推計では、認知症社会に…?

特に糖尿病や高血圧は認知症の大きなリスクファクター。生活習慣病に不安のある中高年は注意が必要と言われています。

「老人力」(赤瀬川源平薯)の文章より

ふつうは歳をとったとか、モーロクしたとか、あいつもだいぶボケたとかいうんだけど、そういう言葉の代わりに「あいつもかなり老人力がついてきたな」というふうにいうのである。そうすると何だか、歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい。

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