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2015年6月30日 (火)

環境を守ることは人間に課せられた喫緊の課題

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自然環境を守ることは、命を守ることです。

私たちの食べものは、地球という生態系があって生まれています。農業、漁業、畜産業…どれをみても、自然の生態系がもたらす恵みを、私たちは食として与えてもらっているのです。自然環境を守ることは、自分自身の命を守ることでもあるのです。

近年…竜巻・大雪・豪雨・熱波などで地球の異常現象が多発してると感じている人は多いと思います。

地球温暖化…昨年のペルーのリマで行われている国連気候変動枠組条約第20回締約国会議(COP20)に際して、世界平均気温が観測史上最高となる…世界気象機関(WMO)により発表されました。

日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素濃度の状況 ~過去最高を更新、年平均値で初めて400ppmを超える~ (H27/5/28 気象庁発表)など深刻な状況になってきているのです。

地球温暖化を緩やかにするために私たちにできること…誰にでもできる身近なことから、二酸化炭素の排出を減らしていきましょう。…(気象庁)

地球温暖化対策の中で一番大きな課題が二酸化炭素の排出量の削減です。二酸化炭素の排出量を減らすには化石燃料の消費を減らす必要があります。

日本の二酸化炭素排出量の約2割は、給湯や暖房、調理のためのガスの使用、電気製品の使用、それに自家用車の利用などにより、わたしたちの日常生活から排出されています。

カーテンによる太陽光の調節やクールビズ・ウォームビズによる冷暖房機に頼らないすごし方の工夫、冷房・暖房の温度を控えめに設定する、シャワーを流しっぱなしにしないなどにより、燃料や電力の消費を抑えましょう。

ポットやジャーの保温を控える、電化製品の主電源をこまめに切る、長時間使わない時はコンセントを抜くなどにより、節電を心がけましょう。家族が同じ部屋で団らんすると、暖房と照明によるエネルギー消費を2割減らすことができると試算されています。

通勤や買い物の際に自家用車の使用を控えて、バスや鉄道、自転車を利用したり、自家用車を使うときもアイドリングストップなどの「エコドライブ」を実践しましょう。

自然環境を守る、里山の重要性…

里山には様々な樹木があり、それらの樹木はとても大切な役割を持っています。まず、里山の樹林は「緑のダム」と呼ばれるように雨水をダムのように貯めて、ゆっくりと川に流す働きがあります。さらに、雨水が土壌に浸透する過程で水質が浄化される働きもあります。

次に、樹木等の根が表土を安定させます。これらの機能によって洪水や水の枯渇、土砂の流出が防がれているのです。また、そして、里山は様々な生物が棲む場としての機能を持っています。

これは里山に樹林、草地、水辺といったような様々な環境があるからです。これらの環境は人の手によってつくられ、維持されたものなので、人が関与していかなければ守っていくことはできません。これらの機能を有効に発揮させるためにも、人が手入れを行い、里山を保全する必要があります。

 

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