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2015年6月 2日 (火)

ゴミゼロ運動で思う

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5月30日はゴミゼロ運動

関東地方環境美化運動の日(5月30日・ごみゼロの日)統一美化キャンペーンの趣旨に賛同し、八王子市内の町会・自治会など各種団体の協力を得て、地域の美化清掃を行いました。

毎年およそ200団体15、000人の参加があり、広場、道路等のごみの散乱を防止し、美しいまちづくりを目指しています。

私たちの町会(片倉町一丁目町会)でも5月31日に行いました。参加者は何んと150人以上でした。町会の役員はもちろん、幼稚園のお子さんから、おじいさん・おばあさん・子ども会の小学生も参加しました。

ゴミ拾いを体験した子どもは、ゴミを捨てない大人になる!

「ゴミ拾いで大人と交わり、子どもたちは成長する」

150人以上参加…素晴らしいことだと思います。ただ、私は、ごみ拾いそのものが目的ではないと思います。参加することに「意義がある」と思うのです。

参加者の皆さんにはあまり真剣に拾わなくていいように…それよりも参加者同士のコミュニケーションが大事…日ごろ近所に住んでいて、挨拶程度で済ましている人が多い近頃です。目的が同じ共同作業を通して、コミニケーションが深まることが出来たと思います。

だから、親、先生以外の大人と話す場が欲しいからと子どもを連れてくる親も…子どもが小さい時から社会に携われたり、大人から評価される機会は貴重だと思います、そして、本人に参加する意思がある限りは一緒に参加させることは大事なことです。

1時間ちょっとで集まったゴミはかなりの量に及びました。特に多かったのは吸殻の一部と見られる白い小さな紙です。

取れにくい紙を子どもたちは熱心に拾っており、ゴミを見つけると嬉しそうでもあります。本来、ゴミは落ちていて嬉しいものではないが、拾うことがイベント化されると楽しい作業になるのです。

私は「ゴミを捨てない子どもを増やしていけば、モラルが上がり、いずれゴミを捨てないことが当たり前の社会になる」と確信します。大人たちも何度か参加している人も多いようで、顔なじみ同志の会話が弾んでいました。

「社会に貢献することをやり、繋がりを作る」…同じに住むまちで、多くの人とふれあう場に積極的に参加し、環境の美化・知り合いを作り…大変意義深い行事と思いました。

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