「働く」とは
仕事をする。労働をする。機能する。活動するです。
語源由来辞典より
はた(傍)をらく(楽)にするからという説が広まっているが、これは言葉遊びでの語源ではない。働くの語源は「はためく」と同様に、「はた」という擬態化であろう。
本来は止まっていたものが急に動くことを表し、そこから体を動かす…意味となった。労働の意味で用いられたのは、鎌倉時代からで、この意味を表すために「人」と「動」を合わせて「働」と国字が作られた。
『「働く」とは他者を楽にすること』
大きく変わる社会、多様化する価値観の中で、どんな仕事を選び、どのように働いていけばよいのか…
今は賃金労働のことを指していることが多いですが、昔はもっと広い意味で使われていた。家族を楽にすることも「働く」。地域のために清掃活動するのも「働く」でした。
お金をもらってももらわなくても「働く」で、海や山・川で獲物を捕ってくるのも「働く」ことだった。…働くことはそう考えると働くって楽しくなります。
企業も「世の中に役立っているか」が問われる時代
今、若い人たちの間では、「とにかく社会の役に立ちたい」と考えている人が多い言われています。NPOや「社会の課題を解決することを目的とする」…ソーシャルビジネス業界を目指す人もすごく増えてきたそうです。
一方…引きこもりのニート・そして孤立無業者「SNEP」が急増中・・・深刻な問題です。
SNEP(スネップ“solitary non-employed persons”孤立無業者)とは、20~59歳の在学中ではない無職の未婚者で、関わりを持つ人が家族以外に一切いない人のこととされており、その数は増加している。
無職あるいや不完全雇用、また、社会的孤立といったSNEPの各分野が拡大しているように見えるが、2011年には、職に就かず、かつ、家族以外の人々との接触がほとんどない人々が162万人に達したことが明らかになり、特に懸念されている。
家族との関わりすら持たずに一人でいるだけの者も多い。また、インターネット上での交流も少なく、テレビゲームやパソコンゲームなどの利用も、特別にスネップが多いわけではないという。男性、低学歴、高齢であるほど陥りやすい傾向にあるが、女性や大学卒、20代の若者のスネップも増えているという。(ウキぺデイア)
人間は「働く」ことで生きられるのです。社会の一員である事を認識しするならば「働く」ことは義務である…と思います。