木の芽どきに思う
今朝は冷えました。新潟をはじめ日本海側の地方では大雪とか…真冬に戻ったようでした。
春は名のみの風の冷たさと歌にありますが、お彼岸過ぎても、まだ寒い日があると言うことです。今日は北風は冷たいですが、木々の芽ぶき、草の芽はのびて、桜の開花宣言(東京)がきのう出されました。
三月…卒業・進学・転勤・など、春は命が輝きはじめる季節です。あなたは今、輝いてますか?
無邪気にたわむれる子供たちの姿は、みんな生き生きと輝いています。仲良く寄り添う恋人たちはキラキラとまばゆいばかりに輝いています。仕事に励む人々にはエネルギシュな輝きが、ひたすらに一つのことに打ち込む人々の姿には充実感に満ちた輝きがあります。
ところが、木の芽ぶき時は、うつ病や精神疾患に罹る人も多いそうです。年度末ということで人事異動などが決まってくると、またまた適応できない…で、一人悩んでしまうのでしょう。
通りを歩いていて、意味不明な独り言をブツブツ言いながら自転車に乗っている若者がいます。統合失調症?不思議と3~4月です。
現代人の悩みで最も多いのが健康問題で、次が経済・生活問題、さらに家庭問題だといわれています。大企業の景気はよくなり、春闘の賃上げも、なん年振りかの値上げ額だそうです。しかし、中小企業などまで、波及していくかは疑問です。
まして、ワーキングプアーの問題と格差問題・派遣社員問題などと、川崎の13歳の少年の家庭のような、母子家庭の問題が気がかりです。最近の自殺者ではこれらの原因・動機が重なっているようです。生きることに絶望してしまう人がさらに増えるのではと…
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