愛の絆
今朝は、この冬最大の寒気団が日本列島を包み込んでしまったようです。北陸などの日本海側では、大雪に見舞われているとのことです。東京地方も、氷点下になりました。
「寒いですねー」…寒いと言えば、忍冬(すいかずら)を思い出します。
冬を耐え忍び、「すいかずら」は、スイカズラ科の蔓性(つるせい)の木本。山野に自生。葉は楕円形で対生し、冬でも残っているので忍冬(にんどう)ともいう。花は5~6月に咲く、花言葉は「愛の絆」です。
そして「愛の絆」とは、家族、地域で、支えあって、励ましあって生きることだと思います。
今年は歳のせいか、ことのほか寒さが身に応えます。昔から、立春が過ぎてから一週間が一番寒いといわれています。
また、歳をとると身体的にも精神的にも不安が押し寄せてくるものです。世の中が複雑になり、日本人は、うつ病は生涯に約15人に1人が経験しているそうです。
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」 芭蕉
松尾芭蕉は過ぎゆく月日も旅人のようなものと、時の流れと人生を重ねて詠んでいます。人生を一つの旅にたとえると、毎日が先の見えない旅の途中です。
その旅の途中で、人はつまずいたり、転んだり、笑ったり、泣いたりしながら人生という旅をしています。でも、それがいつ終わるのか、長い旅になるのかは予測できません。
今、「終活」…「人生の終わりをより良いものとするため、事前に準備を行うこと」が話題になっています。
例えば、自分のお葬式やお墓について考えておいたり、財産や相続についての計画を立て、身辺整理をしておくといった内容で、これらの活動を行うことで残された家族に迷惑をかけることも無くなり、また、安心して余生を過ごす…
やはり、核家族化などと遺産相続で、争いが起きていることからだと思います。死ぬまで不安や苦悩はつきません。
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