起こるべくことが起きる
今行っている行為が本当に悔い残らないか・・・という問題があります。
JR北海道の貨物列車の断線事故・首相の靖国参拝・手抜き除染などなど社会的に大きな問題から私たち人間社会は、毎日変化に対応して、二度とない現在を生きているのです。
人間は考える動物です。今を生きるということは、過去の経験を承知し、未来を想像し行動しているのです。人間は仏教でいう三毒(貪・瞋・癡)があります。
つまり、「貪欲とは、自分の欲するものに執着して貪る(むさぼり)の心、餓鬼の生命をいいます。瞋恚とは、自分の心に違(うものを瞋る(怒り)心をいいます。瞋りは他人に苦を与えるので、それが業因(ごういん)となって来世には自らが地獄の報いを受けます。愚癡とは、道理に迷う愚(おろ)かな心、本能的に動く畜生の生命をいいます。」
正しいことと信じた言動が、その結果に問題が起きてしまう・・・起きたことを潔く認めて何故起きたかを分析し、これからどうするか、この先どうすれば理想に近づくかと思考し行動することが肝要だと思います。
人間社会において、個人対社会の考え方で、個人主義・社会主義となるのです。社会のモラル・ルールがあり、世の中が構成維持されているのです。主導者の想いで行った事が必ずしもすべて満足出来るとはいかない、反対されることもあります。民主社会では、多数決で決めることです。
そして「良い事」と「悪い事」は同じ次元で起きているということ、つまり、それぞれに逆の要素が含まれているのです。
「良い事」の裏に潜む怪しい陰を見切ること、「悪い事」の裏に潜む自己成長に繋がることを見出すこと、これこそが現実を正確に受け入れると言うことです。
常に事は脈動しながらも安定を求める、これは自然の法則でもあり、事実宇宙創生も私たち人類の進化もその過程によって起こったものです。バランスが崩れればバランスを取るように、これ自然界の摂理です。
« 春の「どか雪」 | トップページ | サービスとは顧客の利益を考えること »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント