歳をとるという事は・・・
耳が遠くなった・・・遠視になった・・・足腰が痛む・・・物覚えが悪くなった・・・運動神経が劣った・・・などなど、よく話にでて来ます、いわゆるお年寄りのサイン?
年齢を重ねていくということは、誰の身にも訪れる本来的には喜ばしいことです。そして、沢山の経験を積み、若い時期には解からなかったことを考えたり判断したりすることができます。
人格に厚みが増し、仕事や地域、家庭内で大きな尊敬を集めている人物を見かけます。上手に年を取った高齢者に出会い、自分も上手に年を取りたいと思う。
人間は他人と比較して自分を評価することが多い、自分より不幸な人を見て、自分は幸せだなと思ったり、反対に自分より幸せな人を見て、自分は不幸だなと思ったりすることもあります。
他人と比較することは一概に悪いとは言えませんが、大事な事は比較の対象と比較の仕方です。「老い」は否定的に受け止められ勝ちです。上手く年を取るには、それ相応の心構えと努力が必要です。
相手の人が自分より上手く年を取っているなと感ずるときには、相手の人は自分より何倍も努力をしていることが多く、自分と余り変わらないなと感ずるときには、相手は自分よりも努力していると思います。
歳を重ねる心構え・・・「老い」を否定的に考えないようにすることで、常に好奇心を持って新しいことに挑戦するチャレンジ精神・ボジティブな考えで・・・生きることです。そして、身体を動かせるときには体を動かすことです。
知力の衰えを抑えるには、これまでに獲得した技、知識、経験は高齢になっても維持する努力をする。むしろ熟成させる気構えで活動することにより、知的生産活動も盛んに行えるものと思います。
高齢を迎えますと、定期的な健康診断で検査値の異常の1つや2つは出てくるもので、むしろ全く異常がないというのが異常かも知れません。
検査値に拘って一喜一憂するのは得策ではありません。検査値に無頓着になれというのではありません。つまり「一病息災」の心構えが大切です。また健康面以外でも、出来るだけ、こだわりを捨て、自分の道を行くことが大切だと思います。
過去に拘らず、未来志向・・・予想外の出来事を楽しめる余裕を持てる人間でありたい。そして偏屈・頑固・みすぼらしいの三つに当てはまらないよう努力していきたいと思います。
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