日本人は黒髪が似合う
「髪は女の命」日本人本来の髪の毛の色は黒で「緑の黒髪」という言葉があります。古き良き時代。長い髪は女性の象徴とされていました。黒くて艶やか、十二単に黒い髪はとても印象的です。
平安時代には、大垂髪(おすべらかし、または、おおすべらかし)貴族女性の髪形でした。本来は自然のままに髪を垂らした姿を言うが、肩の辺りで髪を絵元結で結んでその先を等間隔に水引で束ねていく「元結掛け垂髪」が「おすべらかし」と呼ばれるものであった。
江戸時代初期までは概ねこの形であり、公家階級女子の成人式や宮中の儀式の際には奈良時代の結髪の風習の名残で、前髪を上げて髻を作り櫛などを挿していた。
江戸中期~後期にかけて民間の結髪方法で鬢を横に張りだす形が流行し、それが宮中に取り入れられて現在見られるような形となっている。一般の結髪方法はその後鬢の張りは少なくなっていったが、宮中の形はその張り出しを保持したまま今日に至っている。(ウキペディア)
そして明治時代まで、島田髷・・・文金高島田と言い、神前結婚式では普通この髪型で挙式などで鬘(まげ)・・・現在でも、神前式で白無垢に綿帽子、披露宴で白無垢にかつら、お色直しでWDに洋髪などにする人が多いという。
それにしても、奈良時代~江戸時代までは、髪の毛を洗うことが余りなかったというから驚きです。
年々流行も変わり、髪も黒々としたバージン毛の方がめずしいくらいカラーリングした髪型が当たり前になってきていましたが・・・
自分を飾るモノがあふれている今現在も髪は女の命・・・?
最近の男性は、本気で付き合う女性の場合は、なるべく手を加えていない、つまり『天然』で美しいものを求める傾向があるそうです。年齢層を問わず、最近の女性誌では“黒髪”企画が定番化しているそうです。
ナチュラルで、豊かで、痛んでいない髪への“憧れ”が強くなってきている一時の茶髪志向は過ぎ去り、男性にも女性にも自然な黒髪が好まれるようになっているという。
「黒髪女子」復権中 つややか、清楚「逆に新鮮」・・・神戸新聞NEXT(11日)
つややかな黒髪は清楚なイメージで女性客に好評だという。 20~30代の女性を中心に黒髪が流行している。人気モデルやアイドルの影響もあり、特集を組む女性ファッション誌が相次ぐ・・・。
1990年代から茶髪ブームが続いたことで、「意外に新鮮」と受け止められており、「清楚(せいそ)に見える」「上品な雰囲気」との声も。東京五輪が決まり、日本女性らしさを見直そうとする動きもあるという。
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