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2014年1月11日 (土)

相対的貧困率と高齢者の犯罪

08yokotesigai_yuukei21 昔から、世の中に悪は絶えたことはない。最近は、高齢者の万引きの犯罪が多くなたという。格差で来る相対的貧困率は、深刻な状況のようです。

「相対的貧困率は、メキシコ・トルコ・アメリカに次ぐ第4位で日本」です。

相対的貧困率とは国民を所得順に並べて、真ん中の順位(中位数)の人の半分以下しか所得がない人(貧困層)の比率を意味する。つまり、中位の人の年収が500万円だとしたら、250万円以下の所得層がどれだけいるかということです。

かつては1億総中流社会といわれた日本が4位になったことについて、OECDは危険な状況であると強く警鐘を鳴らしている。ゼロ金利解除と相対的貧困率は一見、関係がないように見えるが、実は両方とも格差拡大の大きな原因となっている。

個人レベルで考えると、金利が上がると、預金金利と貸出金利が上がる。勝ち組は借金を持たず、多額の預金などおカネを持っているから、利子が増えて、さらに勝ち組になる。(経済アナリストの森永卓郎氏)

そういった社会構造の中で、高齢化社会突入して、陰になったいる人たちの日常生活は厳しいものがあるのでしょう。生活保護需給者の数も年々増加し昨年は155、000人に上っているという。

そういう状況の世の中で、今問題となっている高齢者の万引き・女性の窃盗の再犯です。社会構造のひすみで、浮き上がれない人・誰にも存在価値が認められない人が多いということです。

今日の朝日新聞社説・・・「女性と犯罪―高齢者の再犯防ごう」・・・が載っていました。http://www.asahi.com/paper/editorial2.html

4月から消費税は8%になるそして・・・10%になる。政治は、これらの問題に“ひかり”を当てるべきだと思います。

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