自分の仕事に誇りを・・・
何時の時代でも、初めての職に就く時に、自分はどんな職業に合っているのか自分自身で分からないことが多いのです。
しかし、「働かざる者食うべからず」・・・かってソビエット社会主義時代に労働力あるすべての市民の労働義務であったように、親にこれ以上面倒をかけてはおられない・・・と就職を求めて働きました。
親や先輩に、「どんな仕事でも三年頑張ってみろ」と言われたものです。その結果、殆んどの人は続けてきたのです。井沢八郎の「あゝ上野駅」がヒットした時代の「集団就職」時代がありました。
そうしてその職場で頑張って一流の職人になり、今まで以上の以上技術を開発したり、仕事から、サゼッションを与えたり、教育して、若いひとに仕事上の技術面はもちろん、責任と義務、そして生きることの多くのヒントを与えたのです。
仕事をするのはまず、食うためです。生活のため、趣味に使う金を稼ぐため、貯蓄をつくって将来に対する不安を軽減するため、これらすべてひっくるめて「金を稼ぐため」とも言えます。
今・・・大学は出たけれど、思うような仕事がない。良いと思った就職が決まっても、三日で辞めてしまったりして、いわゆるニートという親から独立できない人(親離れできない)がいます。
最近JR北海道で、事故が連続して起きています。報道によりますが、どうも仕事に対する責任と義務という、取り組み、基本的な考えが違うのではないでしょうか?
今日の読売新聞webニュースで「JR北海道の異常放置、新たに7路線170か所」がありました。これでは社会に信頼されません。事業を継続することはできないと思います。
仕事は大きな責任と義務があるのです。まして、人の命を預かる大きな責任があるのです。その責任を果たして代償を与えられるのです。そのことの認識が足りないような気がします。
今日の新聞の社説
毎日新聞・・・「JR北海道 鉄道事業者の資格なし」
読売新聞・・・「JR北海道 安全軽視の企業風土を改めよ」
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