高齢者は日常生活が不安
内閣府の平成21年の調査・・・将来の自分の日常生活全般について不安を感じている人が増えています。
「将来の自分の日常生活全般について不安を感じる」(「とても不安を感じる」、「多少は不安を感じる」の計)と回答した人は71.9%で、 過去の調査と比較すると増加傾向にあり、初めて70%を超えました。
経済的状況別にみると、「家計にゆとりがなく、多少心配である」人の90.3%、「家計が苦しく、非常に心配である」人の92.8%が将来の日常生活に不安を感じています。
健康状態別にみると、「良くない」人の85.5%が将来の日常生活に不安を感じています。
不安に感じている点について、過去の調査と比較すると「自分や配偶者の健康や病気のこと」、「生活のための収入のこと」、「子や孫の将来のこと」についての不安が増えていす。
どうすればいいのか・・・
安心を与えてくれるものの基本として、「健康」「人」「お金」の3つだと思います。これらのものは一生にわたって維持していく必要のあるものです。
幸せな生活を送るためには、これらを不注意に失うことは避けなければなりません。そのためには、ごく当り前のことですが、「規則正しい生活をする」必要があります。ただし、これらを守るために不幸になってはいけません。幸せな正しい生活をしよう。
1・・・「健康」
健康を維持するためには、飲み過ぎ・食べ過ぎ・働き過ぎないこどで、不摂生をしない事です。それと同時に必要な休息をとることが重要です。
健康には体の健康だけでなく心の健康もあります。また、体の健康と心の健康は密接に関係しています。
心の健康のために良いのは、日々の幸せを感じて暮らすことです。健康を維持するためと、神経質になり過ぎることは本末転倒です。飲食も働くことも運動も自分の幸せになる方法として楽しんでやることです。
2・・・「人」
人はひとりでは生きていけません。多くの人と助け合うことによって生きていけます。良い人間関係をつくることは、人生を幸せに過ごすために大切なことです。しかし、良い人間関係を築くことは、日頃からの人づきあいが大切です。
自分からは人に何も働きかけないで、「自分は孤独だ」、「誰も誘ってくれない」などと嘆いている人がいますが、勇気を出して、自分から仲間に入って行ったり、自分から人を誘ってみることです。
3・・・「お金」
現代社会で生きていくためにはお金が必要です。
お金に関して考えるとき幸せになるためには支出こそ大事です。現実は、年金だけの収入と今まで蓄えた貯金を取り崩して生活費を賄わなければなりません。収入(貯金)以内の生活が大原則です。
自分が幸せに暮らすためにお金を使うことを考え、それがもっとも有効なお金の使い方です。死んだらお金は使えないのです。
自分の健康、周囲の人との関係、お金の使い方は、自分が幸せになる方法を考えて、幸せを感じながら生活することが大切です。
幸福感は、お金だけではありません。健康で、人とのコミニケーションを、意識しながら生活すること。そして感謝の心を忘れないことだと思います。
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