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2013年7月10日 (水)

国会と国民の三つ宿題

008 参議院選は7月21日です。

投票率が気になるところだが・・・

国会とは・・・

「国権の最高機関」であって、「国の唯一の立法機関」と位置づけられている。また、「国民の代表機関」としての性格も有する日本の最高の機関である。

国会は、衆議院および参議院の両議院で構成され、両議院とも全国民を代表する選挙された議員で組織される。

衆議院議員の選挙権は満20歳以上の、被選挙権は満25歳以上の男女に、いずれもひとしく与えられている。また、参議院議員については、選挙権は衆議院議員の場合と同様だが、被選挙権は満30歳以上の男女に与えられている。

総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことである。小選挙区選挙と比例代表選挙が、同じ投票日に行われる。総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられる。

衆議院議員の定数は480人で、うち300人が小選挙区選出議員、180人が比例代表選出議員である。

参議院に解散はないから、常に任期満了(6年)によるものだけである。ただし、参議院議員は3年ごとに半数が入れ替わるよう憲法で定められているので、3年に1回、定数の半分を選ぶことになる。

参議院議員の定数は242人で、うち96人が比例代表選出議員、146人が選挙区選出議員である。今回の参議院選(7月21日)は、改選121人(選挙区73人・比例区48人)を選ぶ選挙である。

「国民の三つ宿題」とは・・・

参議院選挙の争点の1つに、憲法改正を巡る議論が挙げられている。安倍総理大臣が、憲法96条の改正に意欲を示し、野党の一部にも賛成意見がある。

憲法96条には憲法を改正するための2つの要件が定められている。

1つ目は国会での発議には、衆参両院で総議員の3分の2以上の賛成が必要なこと。

2つ目は国民投票によって、過半数の賛成を得ることである。

安倍総理大臣が意欲を示しているのは、1つ目の要件を緩和し、3分の2以上の賛成を基本的に2分の1に改めるということだ。

実はその前にやらなければならないことがある。国民投票を行うために、結論を出さなければならない課題である。それは3つあって、「3つの宿題」と呼ばれている。

1つ目は国民投票への参加を18歳から認め、それに合わせて、現在、20歳となっている、選挙権年齢や成人年齢を引き下げること。

2つ目は国家公務員の政治的行為を緩和すること。

3つ目が国民投票の対象を憲法改正以外にも広げるかどうか、検討すること。

選挙権を何歳から付与するかという議論は、その国々が政治権力と国民との関係をどう捉えるか、政治参加の機会をどの程度保障するか、民主主義の基本をどう考えるかという、根本問題にもつながる。

憲法改正議論が浮上するなかで行われる。今度の参議院選挙を機会に、こうした問題も考えてみてはどうだろう

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