放射能の除染・・福島県内だけで最大約5兆円
原発事故に直面した、福島県の復興は、急がなければいけない。しかし、福島県で原発周辺の沿海にある、浜通り地区で、進んでいないという。事故で拡散した放射線物質の除染の除染の遅れが一因だそうです。
「被爆水準年1ミリシーベルト(1mSv)にする」という即座の実現が不可能な目標を政府が掲げている影響している。この目標は、時間と金の無駄を生み、また、避難者に「帰れない」という現実にストレスを与えています。
一連の政策は民主党政権の残した遺産の一つです。1mSv目標の見直しを政府は早急に行うべきだろう。
(1mSvは自然界からの放射線の被ばくレベルです。日本での自然放射線の被ばく量は、平均で年間で、2.1mSv程度だそうです。当然のことだが数値を引き下げれば除染に時間とお金が必要となります。)
「除染の目標に苦慮していますが、できる数値示して欲しい」今年の2月に佐藤福島県知事は、国に除染の目標の非現実性を訴えていますが、それに国側は回答を示していません。福島県の困惑をもたらし、遅々として進んでいない除染です。
福島県を除く東北、関東の7県の住宅で今年3月までに除染を終えたのは4分の1にとどまるなどとした進捗状況を発表した。また、福島県内の除染モデル事業地区での1年以上追跡した放射線量が初めて公表され、平均25%減ったことを明らかにしました。
毎日新聞web記事に・・・<福島の除染>最大5兆円…国経費1兆円上回る 産総研試算>がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00000120-mai-sctch
途方もない時間とお金で、果たして「ふるさと」を取り戻せるでしょうか?「原発事故戻れるか分からんが草を刈る」除染作業員、思い交錯し「きついのは体より心」だそです。
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