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2013年6月10日 (月)

老後の悩み

3612 「老いては子に従え」という諺がありますが、核家族化は、隣近所は言うに及ばず、一般社会の傾向になってきています。(老夫婦→独り暮らし→孤独死→空家)

今、老夫婦のみの家庭が殆んどです。

昔の「家」制度が、しっかりあった時代は、たまに両親と住む、いわゆる二世帯の家に(改修)で住んでいましたが、嫁・姑関係が厳しかったようです。

現在まれにある、二世帯の家での事ですが、嫁の言動に思わず愚痴を言い出したり、壮絶な内紛があって、最後は子供夫婦の別居という、経済的にも精神的にも相当のダメージを負ってしまったケースをよく聞きます。

子供たちは独立し別に生計を立ている人は言う、「年寄り夫婦になり、子供夫婦の言動に気遣いもなく、悠々自適?暮らしたほうがいい。」と・・・たまに孫達が遊びに来るといった家族が多くなったと思います。

だが地方の農家の家などは、後継者がどうしても必要だと思いますが・・・(政治家の政策も「農家の後継者問題」と取り上げられてきています。)

もう一つ、年寄り夫婦の悩んでいる問題があります。「先祖代々のお墓を守る・引き継ぐ」があります。お寺に支払う檀家費用や墓の維持費・お寺の改修費などの寄付などが、賄えないという問題です。当然墓参りもせず、お寺の付け届けもしなければ、そのままにすれば無縁仏で処理されてしまいます。

そんな事情で?最近、樹木葬という墓地の販売が東京都で毎年行っています。(7月1日~15日)維持費はかからず、埋葬費用も10万円以下、粉骨で4・5万円だそうです。昨年は500体分に8000人の応募がある人気があるそうです、今年は1600体分に増やしたという。

医療・介護の問題もあります。年寄りが安心して暮らせる、社会保障制度が充実が叫ばれています。北欧のような、税金(消費税)は20~30パーセント以上で、消費税のみではなく所得税も日本よりも断然高く、所得に対する総課税は60パーセントくらいになりますが・・・

ただ、その恩恵として大学まで学費などすべての学習に掛かるお金(給食も含む)がすべて無料、医療費も成人以下は年額約10000円以下までそれ以上は無料など手厚い社会福祉の恩恵があります。

もちろんお年寄りは安心して医療介護を受けて、暮らしていけるという。だが所得税が高額で、勤労意欲が薄れてしまうよう負の面もあるそうですが・・・

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