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2013年6月 1日 (土)

中国を意識し3.2兆円

Hiroshima101 アフリカの主要国の首脳(39ヶ国)が横浜の一同に集まり「TICAD」=アフリカ開発会議が開幕した。阿倍首相はアフリカ支援に3・2兆円を表明したという。

アフリカの支援というと中国が、積極的に支援をしていて(2兆円)中国人を送り込んで開発に力を入れているそうだ。日本も負けじと考えているのだが、なんと言っても魅力は、豊富な資源である。

この支援は、アフリカの経済成長の手助けと日本への石油・鉱物資源への見返りを考えているは分かるが、あまり露骨過ぎて、不信をいだきかねない。そして、軽率に中国と張り合うことも要注意だ。

アフリカの資源や経済成長の取り込みを狙う安倍総理は、アフリカは重要なビジネスパートナーだと訴えました。

安倍総理は、若者1000人を企業インターンとして招くほか、農業や建設技術を伝授して5年で3万人の人材育成を行うと表明しました。雇用やノウハウの移転などソフト面での支援を強調したのは、巨額の援助を行う中国に対し、支援の内容で対抗するためです。39カ国の首脳とのマラソン会談でも、こうした日本独自の支援について理解を求めていく考えです。

産経新聞・・・「アフリカ開発会議 官民支援3.2兆円 首相きょう表明へ」

日本とアフリカ各国の首脳が一堂に会する第5回アフリカ開発会議(TICAD V)が1日、横浜市で始まる。安倍晋三首相は同日の開会式で、日本の官民による対アフリカ支援を今後5年間で最大3・2兆円とする方針を発表する。インフラ整備に円借款などで6500億円を拠出するほか、経済成長に資する人材を3万人育成する「安倍イニシアチブ」も表明する。

首相は31日夜、開幕を前に同市内のホテルで開かれた歓迎レセプションであいさつし、「会議を契機にアフリカと日本の経済を新たに躍動させる」と抱負を述べた。また首相は同日、アフリカ各国の大統領や首相ら10人と会談、3日までの期間中、約50回に及ぶ「マラソン会談」をスタートした。モザンビークのゲブーザ大統領との会談では、近く投資協定を締結することを確認した。

3・2兆円に上る対アフリカ支援は、1兆数千億円規模の政府開発援助(ODA)や民間による投資をあわせた官民支援の総計。日本企業進出を求めるアフリカ側の要望を踏まえ官民連携でアフリカ支援に取り組む日本の姿勢を強調する。

「人間の安全保障」の観点から保健、教育、農業分野などへの支援も打ち出す。人材育成面では、1千人の優秀な若手アフリカ人に、日本への留学や日本企業でのインターンの機会を提供。現地で職業訓練なども実施し、資源輸出のみに依存しない経済成長に向けた産業化に必要な人材3万人を育成する。

一方、4日間にわたる「マラソン会談」で安倍首相は、大統領や首相など各国首脳38人と個別に会う。このほか、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長や世界銀行のキム総裁らとの会談も予定されており、期間中に約50人と会談する見通しだ。

安倍総理大臣:「ダイナミックなアフリカへ向け、ハンド・イン・ハンド。手に手を携えて、一緒に駆け抜けましょう。アフリカの未来は明るく、日本とパートナーシップを組むアフリカはもっと明るいのです」

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