地域のよきリーダー
現役当時は、役所で、一流企業で、管理職で部下を何人も動かしていた人が、いざ退職して、地域で活動を委嘱されて、勤めていた当時の感覚で業務を遂行しようと思っても、なかなか思うようにはいかない。
警察の署長や、市役所の部長や一流企業の工場長などが進めて合理的と思える管理手法であっても・・・根強くあるこの地の伝統と文化は、急進的な思考には馴染めない。
グローバル化した現代社会では、是是非非だけで、即決するという手法は、受け入れ難いものがある。と同時に、よき伝統も壊されてしまうという懸念と、スピード処理に理解出来ない人がいる。そのことが不信につながり、多くの人と乖離してしまう結果になる。
その任に選ばれたリーダーは、今までの経験だけでなく、人心を掴んで物事を進めなければならない。
今までの経験で、上から目線で合理的に対処しようとしても、かえって反感を買うばかりだ。誰より、地域の人心を掴んでいる先輩や、革新的な考えを持った人達に、十分理解してもらう説明をし納得してもらうことが大事である。
そのためには足を使い話し合い・地道な活動が大事だ。そして、周りの人をはじめ、多くの人に信頼を得ることが何より大事だ。
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