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時の経つの早い、明日は5月です。5月は生命が躍動する時節です。ツバメが軒先に巣を作るため、場所探しの光景をみました。近年、ツバメが電線に何十羽と並んでとまり、田んぼの稲の上を飛び交う姿が近年見られなくなったのが寂しい思いがいたします。
一方では、嬉しいニュースもあります。人間の手で保護している新潟県佐渡の、トキ保護センターでは、自然界でひなを誕生させたペアは今季4組目となり、昨年の3組を上回って、徐々に成果を上げているようです。
自然環境維持の大切さ、重要性をつくづく感じます。
生きものの多くがこの時期に子孫を産み育て、鳥や昆虫、動物たちが一年で最も命の輝きを見せるのもこの時期です。生きものたちは、生きるということになんの疑問もなく、自然現象の如くに命を躍動させています。それは子孫を残すという遺伝子のはたらきのままに生きているという姿のように見えます。
生きものたちの命が最も輝く季節ですが、人間社会ではこの時期に悩み苦しむ人が多くなるようで、五月病などともいわれています。
仕事や勉学にとりくみ、新しい生活環境を楽しんでいる人もあれば、変化に馴染めないとか、疑問を感じたり、意欲がわかなくなったり、明暗が別れてくるのもこの時期です。
春夏秋冬の季節がある自然環境のもとでは、この時期に生きものたちの新しい命の誕生が集中します。だから、生きものたちにとっては短い一生の中で最も命輝く時節です。
自然の流れのままに生かされている生きもたちは命が輝いているように見えます。それはあたえられた命をただ無心に生きているからだと思ます。
無風流な 庭を賑わす モッコウバラ
いま、私の家の小さな庭は、塀に這わせた、モッコウバラの黄色い花が盛り上がるように咲いています。
モッコウバラは棘がないので取り扱い安く、結構人気があるようです。マイク真木の「バラが咲いた」の歌を思い出しました。
1952年(昭和27年)発行されたサンフランシスコ講和条約(1951年調印)は、日本が占領状態から終止符をうち、独立ができた。
政府は、この日を4月28日を「主権回復の日」として天皇、皇后両陛下を招き記念式典を行った。3月の衆院予算委の安倍晋三首相の前向き答弁で、にわかに実現の運びとなった。式典開催そのものには唐突な印象である。
阿倍首相の念願でもある憲法改正といった政治的課題についても一歩進めようとのと観測もあるようだ。天皇の政治利用との批判もあるなかで、式典が終了して天皇、皇后両陛下が退席される際、出席者が「天皇陛下万歳」 と発声し、国会議員や政府関係者が予定外の唱和をする場面があったった。天皇・皇后陛下も、戸惑ったご様子だったようです。
一方・・・沖縄、奄美、小笠原は米国の統治下に置かれたままにされ、沖縄の人々が(この日を1972年5月15日の祖国復帰)から「屈辱の日」とし、同日を「主権回復の日」として式典を開催することに抗議する「4・28『屈辱の日』沖縄大会」が宜野湾市海浜公園屋外劇場で開かれ、1万人を越える参加者があったと言う。
そして日本の米軍基地の74%が置かれている。オスプレイの強行配備が既成事実化され、出口の見えない普天間の大きな問題を抱えている。
今一度、沖縄の過重な基地負担の実態を直視し、軽減の具体策を考え、影の部分を日本全体で、議論することが大事なことだと思う。
読売新聞社説・・・「主権回復の日 国際社会復帰の重み忘れまい」
「いかなる状況でも核兵器を二度と使わないことこそが人類生存の利益につながる」・・・
スイスのジュネーブで開かれている、核不拡散条約の会議で、核兵器は非人道的なものだとして、共同声明が提出されたが、唯一の被爆国の日本はこの声明に署名せず、NGOなどから批判の声が上がっている。
日本は、「核兵器が使用された場合の影響が非人道的なものだという点では賛同している」としたが、「いかなる状況でも使用しないとしている点が、日本の安全保障政策と相いれない」という理由である。
北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、東アジアの緊張が高まる状況下だけに、なおさら「核の傘」の正当性に疑問を投げ掛けるような声明に名を連ねるのを避けたのだ。
日本は、唯一の戦争被爆国であり、「核なき世界」の実現に向けて、世界の核廃絶運動をリードしてい責任があると思う。
西日本新聞社説(27日)・・・「核の不使用声明 賛同拒否は責任の放棄だ」
トンネルやガードレールなどに、訳のわからぬ文字?スプレー落書きは、書いた人の心理が分かりません・・・
自分の存在を誇示し、確認する?夜中にバイクで爆音を出すなど、自分独特の価値をなかなか見つけられずに葛藤してた人間が、手ごろな事で解消する心理と同じ?カッコよく言えば、ストリートアート?
私の住む町、八王子市片倉町一丁目町会内の京王片倉駅近くの歩道橋に、落書きされてしまった。当然犯人?は分からない。
何とか消す手立てはないものかと思案したが、管轄の国土交通省の問い合わせしたのですが、解決出来ず、管轄の南大沢警察に相談して、みなみ大沢母の会で、メンバー10人皆さんと、警察の方2名で消していただきました。ありがとうございました。
私たち町会の役員も協力いたしましたが、母の会は主婦の方で、当然ボランティアで、一年で、3分の1日を作業出動しているとの事でした。頭が下がる思いです。
警察の方は、落書きを消すことにより、間違いなく犯罪は少なくなると言う。安心・安全で住よい町に一人ひとり心がけることが大事と思いました。
何にしても人に迷惑をかけるのは止めて欲しいです。
今を咲く、花は美しい。片倉城址公園は、カタクリ、サクラ、ヤマブキソウ・ニリンソウ咲き終わり、今、ナンジャモンジャの白い花が咲いています。そしてツツジです。
片倉城址公園は、何時でも行けるということもあって、じっくり花を見ることが少ない。人に聞かれて行って見るくらいで・・・あぁー今日も大勢の人が来ているな~で毎年過ごしてしまいます。
国立の兄から、「ナンジャモンジャの花が咲いたら見に行きたいから、咲いたら教えて・・・」と言われていたので電話をしました。
人は、花を見て感動します。東日本大震災で、福島の被災地のサクラの木が、倒れ枝が大半が折れてたが残った枝から花が咲いたと、テレビで見ました。人知れぬ山奥で咲く山桜を見ても感動します。
コンクリートの割れ目に咲いた一株のタンポポや建物のわずかな隙間に群れて咲く小さな野のスミレはけなげに美しいものです。
「明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」・・・親鸞聖人
人の命は花の如くであり、その儚さを讃えた歌です。桜は絢爛として咲きほこるが、ほんの数日で散ってしまいます。寒の戻り、花冷えの日が続くと、時に長く咲いていることもありますが、暖風に枝を払われ、はらはらと散ってしまい、葉桜に変わります。
ふくらむ蕾に春の到来を喜び、爛漫に咲きほこる姿に心はずませ、散りゆく姿に哀愁の心をいだく、日本人は桜に我が人生の一コマを重ね見るから特別な思いを桜によせます。
花を見て人は美しいと心に感じるけれども、自分勝手な思いで見ていないだろうか、花は子孫を残すために花咲き虫を招く、人に見つめられたくて咲いているわけではない、花は人間に何の期待もしていない、ただ咲く姿を無心と人は見ているだけでしょう。
生きるとは「生まれる」ことでもなく、「人生」でもない、今、現に生きている、この事実です。桜は今を咲いているから美しい、だがその美しさをしらずに散ってしまう。全ての、こだわりをはなれてこそ、桜の本当の美しさが見えてくる。
牡丹咲き 次は芍薬 我小庭
私の小さな庭に、真紅の牡丹が一株植えてあります。今年は見事に4個咲きました。それも、そろそろ散り始めました。
その隣りに芍薬の、つぼみが膨らみ始めました。季節の移ろいを感じます。
親切で、心が豊かだった。何千万人もの 人の中には、少しは 変な人もいたし、怒りぼうや、我がままな人もいた。
自分の考えを 押し付けて、威張ってばかりいる人だって、いなかった訳じゃない。でも その頃の日本人は、そんな少しの 嫌なことや、不愉快さを超えて、おおらかで 真面目で、希望に満ちて明るかった。
経済力がついてきて、技術力が向上してくると、国や自分までが、偉いと思うようになってきて、うわべや 口先では、済まなかった、悪かったと言いながら、一人よがりの、自分本位の 偉そうな態度をする・・・そんな今の日本人が心配だ。
産経webニュース・・・菅義偉官房長官は22日午前の記者会見で、靖国神社の春季例大祭に合わせた3閣僚の参拝について「私人として参拝したと理解している」との認識を示した。その上で「閣僚個人の私的な行動に関する事柄だ。
心の問題でもあり、内閣が(参拝に)制約をかけるべきではない」と述べ、安倍晋三内閣として一律に自粛する考えはないとの見解を示した。菅氏は、首相が「真榊」と呼ばれる供物を奉納したことについても「私人としての行動だ。公費で支出したとは承知していない」と強調した。
靖国に参拝するのは過去の戦死者に敬意を表すためだと言う。しかし、戦没者に敬意を表すためであれば政府主催の全国戦没者追悼式で十分であると思うが・・・
北朝鮮が弾道ミサイル発射を、日米中韓が連携して北朝鮮の暴発を食い止めるべき時である。そして、依然中国の監視船が尖閣諸島に近づいて、圧力をかけているに・・・
靖国参拝問題で韓国の外相が、今月の訪日を中止してしまった。中国も不快感を表明している。 阿倍首相・靖国神社の春季例大祭で、これまでに麻生太郎副総理兼財務相ら3閣僚が参拝し、安倍晋三首相は参拝は見送ったが、供え物の真榊(まさかき)を奉納した。
朝日新聞社説・・・「靖国問題―なぜ火種をまくのか」
毎日新聞社説・・・「靖国の例大祭 閣僚参拝は無神経だ」
生まれも育ちも、現在も八王子市に住んで町内会などで、地域のボランティアを行っていますが、地域住民の高齢化・少子化が進んでいることを身をもって感じます。
今の時代、大事なことを忘れてしまっているようで仕方ないのです。「人間は一人で生きていけない」「人間は支えあって生きられる」・・・「自分さえ良ければ、面倒な事に関わりしたくない。」・・・こういう考えの人が多いと思います。
八王子市に移り住んだ人の地域の活動・行事など参加意識が薄くなってきているように感じます。将来地震など防災・防犯などで不安な人は多いのですが・・・
これは八王子市に限ったことではないと思いますが、生活が豊かになり、隣近所・地域町内などに頼らなくても生活できると考えている人が多くなった結果だと思います。
今日の読売新聞『多摩』版に「八王子に住み続けたい人が8割」という見出しで載っていました。これは市が調査したものだそうです。しかし、地域活動参加は4割未満という。
年齢層・地域などで、相当違いがあるようです。特に気になるのが、地域生活に対する意識・地域との関わりでは、「地域の一員としての意識」を「持っている」「やや持っている」は計69パーセントです。
だが、祭りや、防災訓練など「町会・自冶会などの活や行事への参加」は、38・2パーセントで、地域の活動への参加が進んでいない状況が浮かび上がってきました。
八王子市の人口態動では、過去30年間で1994年度の33,154人をピークに転入者が減少。2012年度のは24,677人まで減少し、同年転出者24,272人で、転入者との差は405人しかなかったのです。今後人口減少が見込まれる中、定住化に必要環境の把握に迫られています。
市都市政策研究所は「地域住民同士のつながりを後押しし、若い世代でも定住化の意向が高まる努めたい」としています。
諺に男が家を出ると7人の敵がいる。と、むかし母親から言われ家を出るときは、気を引き締めて出かけるようにしていました。今の人は、通勤・通学などで家を出る時は、車に気をつけるぐらいで気楽なものです。
今は、家をでたら自由で、何の束縛もない?家でタバコは吸わないが、家を出たら吸っている人がいます。好奇心で吸い始めた高校生を見かけることがあります。家族が嫌がるから、大人でも家では吸わないが外で吸う人もいます。
タバコは有害です。吸っている本人だけでなく、副流煙で、肺がんになった人もいるのです。受動喫煙は、吸わない人に大迷惑です。
職場や駅など禁煙場所が増えて、愛煙家は何処で吸っているのだろうと考えると、通勤途上の道路や窓をあけ車に乗って吸っている人を見かけます。吸い殻がらは窓から捨てしまう。
大阪市では『「勤務中はタバコを携帯してもダメ」 大阪市の職員規律に賛否両論』J-CSTニュース・・・がりました。
むかし、私が子供の頃、尊敬する人物と聞かれると、野口英世・二ノ宮金次郎・尾崎咢堂・樋口一葉・上杉鷹山・宮沢賢治などであったが・・・
今、小学生・中学生に、一番尊敬できる人は?と聞くと・・・両親・教師・友人を挙げる子どもが実に多いという。その理由は・・・
①育ててくれている。
②やさしく話を聞いてくれる。
③困っていた時に手伝ってくれる。
親や教師・友人ということは、自分に何かをしてくれたから・・・は感謝と尊敬が一緒になっているのでは・・・
そうだとすれば、直接は自分に何もしてくれていない歴史上の偉人など、子ども達の尊敬(感謝)の対象にならないのも無理はない。
しかし、それで良いのだろううか?「私もああいう生き方をしたい」 と思わせる人物こそ、子ども達の尊敬の対象であって欲しいと思う。
ところが今、尊敬すべき「ああいう生き方」を子ども達は知らない。倫理の模範とする警察官や裁判官・弁護士・医者・教師などの犯罪が新聞、テレビで報道されている毎日である。
住んでいる環境を見ても、走っている車から空き缶や吸いかけのタバコを投げ捨てる大人や、八王子市などは、歩行禁煙となっているが、歩道・植え込みなどタバコの吸い殻・空き缶・ペットボトル・パンの空き袋などを捨てて行く人が多い。
そして、私がゴミを拾っている目の前にゴミを捨てて行く人さえいる。電車内で、携帯電話を平気でかける。そんな大人達が子どもを育てている。その子どもが二十歳になり、成人式の会場で騒いだからといって、いったい何の不思議があるのだろうか・・・?
しかし、それでも心ある大人はいる。例えば、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」 に涙を浮かべ、勇気を奮い起こす大人だって少なからずいる。今一番必要なのは、大人のそういう姿だと思う。
なぜなら、尊敬できる大人が身近にいれば、子どもの心は自然と育つからである。
現代社会において、いじめ・虐待はなくならないだろう。文科省では、道徳に教科書導入の方向だという。
いじめをなくすには、「家庭・学校・地域社会で見守る」ということが原則である。いま学校で自分の子どもだけが、注意されたと言って、担任の先生に文句を言う。地域の大人に注意されたことで反感感情を抱く。家庭では兄弟喧嘩などさせない。などで「自分さえよければというエゴ感覚の人が多いと言うことだと思う。
子どもの行動を見るには、親をみることによってある程度分かると言われるが、町中で挨拶する子どもに出会って、その子の家庭は、しっかりした躾や教育をしていると想像できる。反対に悪ふざけをして、注意してもなかなかやめない子どもを見て、家庭の躾・教育が不十分と思う。
子どもの成長を型枠におさめる昔の教育ではなく、出来るだけ自由奔放に育ていき、そのこの特性を活かしながら、徐々に責任と義務・倫理観など、人間社会に関わりあっていることを体験をさせながら教えることが重要だと思う。
いじめの問題で政府も深刻に受け止め、道徳教育を見直し、いじめのない社会にするという方針で、政府・文科省では、新教科「道徳」は現在と同じ週1時間とし、当面は文科省が作成した副教材「心のノート」を全面改定した教材を用いることとするが、地元教委などが作成した副読本の追加利用も認める。
2年目以降について下村文科相は「他教科の教科書と同じように民間が参入する検定教科書も考えられる」と述べ、教科書会社に「道徳の教科書」の作成を促した。
下村文科相は「特定の価値を押しつけるのではなく、学習指導要領のコンセプトに合った偉人伝などを入れて、親も読みたくなるような教材を作り、家庭でも学べる環境を作りたい」という。
現在、道徳は学習指導要領の中で「総合的な学習の時間」などと同じ「教科外活動」に位置づけられている。小中学校で週に1時間設けられているが、算数など教科の補習時間に充てられることもあり、教える時間が確保されていない点が指摘されているそうだ。
仲間の助け合いの大切さ、一人では生きていけないこと、優しさと勇気をもって生きることなど人間一人ひとりが考え行動できる大人になることで、安心・安全な社会が出来ることになる。
「春眠暁を覚えず 処処啼(てい)鳥を聞く 夜来風雨のこえ 花落つること知る多少」。これは中国の唐の時代に、孟浩然が作った漢詩です。
子どもの頃、縁側でおばあさんが、縫い物していて、暖かな春の日差しで「こっくりこっくり」いる光景をみましたが、私もその年になってしまった?のか・・・朝が早いのか、朝から眠い。
しかし、しっかり寝るということは出来きません。深い眠りが出来ないのが年をとった証拠だと自分自身判断しています。
猫の画像載せましたが、猫は1日20時間寝ていると言う、むかし親父から聞いたことがあります。
武田病院グループのスタッフの書かれた記事に「健康のために」
http://www.takedahp.or.jp/healthcare/kanji/item088.html
春の気温上昇とともに、薄い布団での熟睡は何にも代え難いものですが、「睡眠」は脳の休止でないことが、最近の研究で明らかになりました。
睡眠中も脳は活発に活動しており、覚醒時に消耗した脳細胞を回復させ、昼間に体験したことをインプットし、記憶として留めさせようとしているのです。
睡眠にもリズムがあり、浅い眠りである「レム睡眠」中には、眼球はせわしなく動いていますし、眼球運動もなく熟睡状態なのが「ノンレム睡眠」と呼ばれています。
4段階もの睡眠状態が1セットとなり、約90分周期で繰り返されて、夜が明けるというわけです。
睡眠にも体力が必要で、赤ん坊や子どもがよく眠り、加齢とともに眠りはどうしても浅くなるものです。
でも、何が何でも8時間睡眠がベストというのでもなく、電車内での居眠りや、15分程度の昼寝でも、十分、疲れの回復になりますので、時と場所を見つけては少眠を。
ボストンマラソンのゴール地点で、爆発音と共に白煙舞い上がり、物が飛び散りランナー倒れる映像が映しだされた。これはテロだ!と思った。
約23000人の参加者で日本人ランナーは286人だったと言う。日本でもよく知られているスポーツのイベントが、市民や観光客を無差別に狙う卑劣なテロの標的にされた。8歳の男の子を含む3人の亡くなり、140人の観客らが負傷した。
オバマ大統領も「明らかなテロ行為」と断定している。現時点で犯人像などは不明だが、背景にどのような政治的、思想的理由があろうとも、テロ行為は決して許されない。
日本でも多くのイベントがある。テロ行為を想定し対策を立てる必要がでて来た。まことに残念である。
日経社説・・・「国際的なイベント狙う卑劣なテロ許すな」
「劇場型」とも言われるこうした場所でのテロでは、多くの人が密集しているため被害が拡大しやすい。一方で、絶え間なく行き交う不特定多数の人を対象にした持ち物検査などは物理的に難しく、警備や抑止の面で大きな課題となっているのが現状だ。
今回のテロでは、注目度の高い国際的なイベントが狙われた。ボストンは歴史的に欧州とのつながりが深く、外国からの移民や留学生が多い。米国の中でも国際色が豊かな都市だといえる。
米同時テロでハイジャックされた旅客機の1機は、ボストン発の便だった。かつてアイルランド統合を目指して武装闘争を繰り広げたアイルランド共和軍(IRA)と、ボストンの移民社会との資金的つながりも指摘されていた。
マラソンには外国選手が参加するほか、海外からの観光客も多く訪れる。外国からの来訪者に慣れ、国際的な行事が頻繁に開かれる土地柄が、治安維持の難しさにつながった面があるのではないか。
ボストンのテロは、日本にとっても対岸の火事ではない。日本の地方都市を含め、アジアの各都市が世界中から人を招き入れ、国際会議やイベントの開催で競争力を競い合う現実がある。
相次ぐテロは、こうしたグローバル化した社会の弱点を突いているともいえる。もはや一国によるテロ対策はあり得ない。各国の政府や治安機関がこれまで以上に緊密に連携し、国際的な視野でテロを封じ込めていく必要がある。
宇宙ステーションに星出さんが124日間も滞在したり、はやぶさ2号が2014年に打ち上げられる予定だそうです、そしてノーベル賞の山中教授のIPS細胞の研究は進み、ますます具体的になりつつあるようです。
人類はいつの時代でも、進化を求めてます。その欲望があるから科学技術が発達しているのです。その反面、シリアの内紛、北朝鮮のミサイル発射の挑発的言動など、いつもいろいろな問題も生じています。
また、地球規模で市場経済が広がるにつれて、国境を越えた犯罪やテロが多発するようになりました。強力な軍事力を持つ国が世界を制覇し、経済の論理を押しつけ、勝ち組と負け組をつくり、富む国と貧しい国の格差も大きくなっています。
負の産物として、地球規模で環境汚染・温暖化が急速に進んでいます、また地域紛争も後を絶ちません。欲望の渦巻く世情では、お金ですべてが動きます、お金や物がありさえすればという考え方が日常的になっています。お金がすべてという価値観が、子供の心までも蝕んでいきます。
国内においては犯罪の凶悪化、低年齢化、親の子殺し、子の親殺し、いじめやひきこもりなど、さまざまな深刻な問題が数多く起きています。
長寿の高齢化社会、一方では子を産み育てることが少ない少子化、いわゆる少子高齢化が我が国では急速に進み、社会構造が大きく変化してきました。
欲望の渦巻く世の中にあって、人は限りなく豊かさをもとめるけれど、お金がすべてである、お金ですべてが動くという価値観のみで、すべてが満足するとは思えないのです。
21世紀は「心」の時代といわれます。みんな仲よく生きる・・・共に生きる(共生)、みんなで考えて物を作る(共創)、自然との共生、異文化そして異宗教の人とも共に生きていく・・・そういうことを考える「心」を持たなければいけない時代だと思います。
遠くへ眼が行き届いているようでも、近くのことは意外によく分からないものです。「灯台下暗し」・・・
子どもの頃は、よく、木登りや、小鳥・ホタルなどを追いかけていた片倉城址公園でしたが、殆んど草花などには関心がなく、今まで何十年過ぎてしまいました。
昨日は、暖かく、お出かけ日和となり、近くの片倉城址公園に「ヤマブキソウ」がきれいに咲いていて、「NHKのニュースでも紹介されたので観にきた」という国立市に住む兄夫婦が見えたので、同行してきました。
カタクリ・サクラ・ナンジャモンジャ・ニリンソウ・ヤマブキソウとアヤメ・カキツバタなどの水生植物など池などに四季折々の花が咲いていています。
何か不思議な気持ちです。私は公園内のゴミ広いなど日常気をつけて片付けていますが、素晴らしい、ヤマブキソウの群生を目にし、故郷再発見のような気分になりました。ご近所の方、一見の価値ありです。観に行ってください。そうして、素晴らしい故郷をいつまでも残していきましょう。
全国通安全運動期間中(6日~15日)です。自転車の運転マナーの問題(8日に「自転車の危険運転のこと」bulogで記しました)もありますが、悪質運転で、巻き添えになり、理不尽な犠牲者が後を絶ちません。
違反者者の罰則が問題となって、犠牲者の遺族のみならず、報道などから知る判決に疑問を感じざるを得ない判決がありました。はっきり悪質運転と分かると判断できる案件(無免許・飲酒・薬物など使用)の罰則を強化の声が強くなっていると思います。
罰則を強化すれば悪質運転はなくなるかと言うと、それは違うと言う意見もあると思いますが、犯行の未然に防ぐ方法は本人の意識と責任の問題です。痛ましい事故で犠牲者と、遺族の想いを考えると、罰則を強化しかないと思います。
今日の日本経済新聞社説に「悪質運転をなくすために」
無免許や飲酒、薬物使用といった悪質な運転による交通事故を、どうすればなくすことができるのか。政府はこうした行為に対する罰則を強化するための、新たな法案を閣議決定した。
現行法は悪質な事故に十分対応できていない。新法によって罰則を強化するのと同時に、社会全体で悪質運転をなくしていきたい。
現行の危険運転致死傷罪(最高刑・懲役20年)は、飲酒や薬物の影響で正常な運転が困難だったことや、車を制御できないほどの高速で運転していたことを立証しなければならず、適用の要件が厳しい。このため事故のほとんどは最高刑が同7年の自動車運転過失致死傷罪で起訴され、両者の量刑の開きが問題になっていた。
京都府亀岡市で昨年、無免許運転の車が小学生の列に突っ込み10人が死傷した事故も、「無免許運転を繰り返していたので運転技能があった」と判断され、危険運転は適用されなかった。遺族や被害者が納得できないのは当然で、市民感覚からもかけ離れている。
法案では交通事故に関する罪を刑法から抜き出し、新法にする。そのうえで危険運転致死傷罪を2つの規定に分け、飲酒や薬物使用などでは、従来の基準にあたらなくても最高刑が懲役15年となる新たな危険運転の罪を設ける。無免許運転はこうした規定にただちにはあたらないが、事故を起こした場合は罰則を加重する。
ただ、どういった運転が懲役15年の新たな規定にあたるかの基準はわかりにくく、必要以上に処罰対象が広がるとの懸念もある。国会審議などを通し、適用範囲を具体的に説明する必要があろう。
法案では病気の影響によって起きた事故にも、この新しい規定が適用できる。病気を持つ人が生活や雇用の面で不利にならないような、慎重な運用が求められる。
厳罰化による抑止効果には限界がある。危険な運転をしない、させないための環境づくりや、安全教育の徹底などを同時に進めていくことが重要だ。
「無慈悲」という熟語がTwitter で頻繁に使われていて、J-castニュースで取り上げています。
『「無慈悲な休日出勤による徹底的な残業」 北朝鮮過激挑発「言語」がツイッターで大ブーム』・・・今年の流行語大賞?
http://www.j-cast.com/2013/04/12173049.html?p=all
無慈悲というと、思いやりの心がないこと。あわれみの心がないことですが、北朝鮮のテレビのアナウサーがハイテンションで、威嚇するような喋りで過激挑発的な言語です。
「わが領海に侵犯するならば、無慈悲な軍事的打撃を続けるだろう」と延坪島砲撃事件の時にコメントしています。
「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射問題時に「即時に無慈悲な攻撃で断固懲罰する」と威嚇していました 。
金正恩氏が「敵が少しでも行動すれば、正義の銃で無慈悲に撃滅しなければならない」と指示したそうです。
ですが、一体なぜそういう表現をするのでしょう。
北朝鮮は独裁国家です。独裁を維持していくには、必要な力を誇示しなければなりません。国民を強制的に押さえ付けるためには平和的な方法では不可能です。話し合い等ではほぼ不可能なので力、つまり武力に頼るわけです。
話し合いでも不可能では無いんですが、実質的には無理なので過去も今も独裁国家は軍事力を持つのです。また、周辺国より優位に立つのに一番簡単な方法でもあるからと思います。核兵器などの大量破壊兵器も当然です。
第二次世界大戦を思い出します。日本のような小国で世界を相手にするという無謀さは、今の北朝鮮と酷似しています。ミサイルの発射準備は出来ているようですが、いつボタンが押されるのか分からないという。分かっているのは、金正恩 - 北朝鮮最高指導者のみです。
国民の配給制度に見られるように、食料・燃料不足は、深刻で、友好国中国が頼りと言われていますが、その中国すら北朝鮮の頑なな政治姿勢に戸惑っているようです。国民は,餓死者も心配されます。何とか話し合いで、解決していくことを祈るばかりです。
昨日(11日)朝6時30分ごろ、日帰り旅行に行くときに気がついたのですが、時田公園に空き缶・ペットボトル・弁当の食べ残りや、パンの包装紙が散乱していました。時間が無かったので、昨日は出来なかったのです。今朝行って見ましたら、昨日と同じ状態でしたので、早速始末に取り掛かりました。
「散らかしぱなし」子ども達の野球ボール・サッカーボールが転がっていたので、小学生高学年・中学生かと思います。片付けたのですが、45分位かかりました。遊んだ後や物を飲食した始末が出来ない子どもがいるのです。
この事は以前に子供会の親ごさんにお話したことがあります。親のしつけ、公徳心などの未熟さで、公共施設などの利用ルール・マナーが十分といえない、子ども達の遊んだ後の状態を見てほしいと話しましたが・・・.
今朝も子供会のある一人の親ごさんに、お話しました。自分の子どもは社会の規範を守られているかを確認して欲しいです。
住民一人ひとりが町の汚れに敏感になり、明るく、笑顔で挨拶できる町にしていきたいと思います。私たちの町片倉一丁目町会は、安全・安心・明るく、思いやりのある町にしましょう。
70歳過ぎ五体満足の人は一人としていない。健康そのものなんて不可能です。左耳が全く聞こえない、目は斜視でパソコンの操作や、新聞などを読むときは、右目だけでを使って見ている私です。
人間は何処に欠陥があって、その欠陥をカバーしようとすれば、普通の人以上の力や才能などが生まれるのです。全盲のピアニストの辻井信行さんや、両手・両足がない、乙武 洋匡さんは、「障害は不便です。しかし、不幸ではありません」と言い切っています。
耳が片方しか聞こえないと言えば、石原慎太郎さん、コロッケさんもそうだという。人間どこかにハンデがある人は、普通(健常者)以上に努力しるのだと思います。
J-CASTニュース「現代のベートーベン」佐村河内守がブーム 「Nスペ」で特集、音楽総合チャート2位に急浮上」・・・読んで感動を覚えたのです。
北朝半島の安定化は遠のいた。連日メディアの報道で北朝鮮の怪しげな行動に、不安・危機感は募るばかりである。
米韓合同軍事演習「フォール・イーグル」は3月1日から4月30日まで米軍約1万1000人が動員され、韓国軍は、これらの演習と訓練に計約20万人を投入するという。米軍、韓国との軍事演習でB52に続き今度はB2ステルス爆撃機の参加させるという最大規模になる。
国連制裁と米韓軍事演習の規模などから、北朝鮮を力で抑え込みの行動と受け止めて、の反発なのか、北朝鮮が韓国と共同で運営するケソン工業団地で働く北朝鮮の労働者を撤収させなど、北朝鮮の決死の覚悟が見られる。
「アメリカの力の力の誇示と北朝鮮の意固地さ」だけで全く平和的解決策を閉じてしまったようだ。北朝鮮との友好国である中国の、出方が注目されるところだが習政権の動きと、そして隣国ロシアの考えなどが分からないのが不安を増幅させている。
日本では、阿倍首相は、ミサイル発射で、日本国民の生命・財産に危険が及ぶことが想定されたら迎え撃つと述べている。
読売新聞・・・「北ミサイル、発射準備終了か…警戒強める日米韓」
【ソウル=門間順平】北朝鮮が東部・元山(ウォンサン)付近に移動した「ムスダン」(推定射程2500~4000キロ・メートル)とみられる中距離弾道ミサイルについて、韓国の聯合ニュースは9日、ミサイルが発射準備を終えた状態にあると報じた。
複数の韓国政府消息筋の話として伝えた。日米韓3か国政府は10日にも発射される可能性があるとみて、複数のミサイルが同時発射されることも念頭に、警戒を強めている。
ムスダンは発射台付き車両からの発射が可能なため、偵察衛星による事前の発射兆候の把握が困難。西太平洋地域の米軍拠点グアムを射程に収めるとされるが、過去に発射されたことはない。今回、発射に成功して性能が確認されれば、日米韓にとって新たな脅威となる可能性がある。
水車小屋 滔滔の水は 春の色
近くにある、片倉城址公園に行った。公園には、水車小屋があります。市から委託されている公園を管理している、業者の方に聞いたのですが、水は一年中枯れることはないという。だが、水の量は、暖かくなり多くなっていました。
水車の回る音、水の流れる水車を見ていると、春の色・・・もう桜は散って新緑の季節を迎えるのだ・・・
東京電力福島発電所の汚染水が、1日400トン増え続けているという。大きなタンクが数え切れないほどある光景がテレビで放送されていました。
汲み上げた汚染水を浄化して冷却水に回せば、汚染水が増えなくなるはずで、1日に1200トン浄化出来るということだが、それが、1日400トン増えているとは?・・・浄化装置の稼働率が下がっていることなのか?
どうなるのだろう?解決策はないのだろうか?これでは地元の人だけでなく、国民が心配するのは当然です。汚染水漏れで、東電の広瀬直己社長が謝り、茂木敏充経済産業大臣が、「絶対に汚染水を海に漏れないようにしてほしい」話されていた映像がテレビで見ました。
1日400トン増え続ける汚染水、漏れた120トンは土壌に浸み込んで土壌に汚染物質が残るのは当然です。この問題は、東京電力だけでは、解決できない問題で、国としての対応が必要で、この成り行きを地元の人のみでなく、国民の関心を持つの当然です。
NHKwebニュース・・・「汚染水漏れ 冷温停止宣言後最大規模に 」
東京電力福島第一原子力発電所で、地下の貯水槽から汚染水が漏れ出たトラブルは、冷温停止宣言のあとでは最大規模の汚染水の漏れとなりました。
東京電力は別の貯水槽に移す作業を急いでいますが、移送を終えるまでに3日以上かかる見込みです。
福島第一原発では、今月3日から5日にかけて、大量の汚染水を保管できる地下に設置した貯水槽から、汚染水が外に漏れ出ているのが確認され、これまでに120トン余りが漏れたとみられています。
この量は去年3月にタンクの配管から漏れたトラブルのときと同じ量で、今後も増えるとみられ、おととし12月の冷温停止宣言のあとでは最大規模となります。
東京電力は、今後も漏れるおそれがあるとして、6日朝からポンプを使って隣の貯水槽に汚染水を移す作業を始めました。
移送時間を短縮するため、その後、南側にある別の貯水槽への移送も始め、5台のポンプ合わせて1時間当たり200トンのペースで移していますが、移送を終えるまでには3日以上かかる見込みだということです。
東京電力によりますと、検出された放射性物質の濃度などから、漏れ出した放射性物質の量は放射性ストロンチウムを中心に7100億ベクレルと評価しています。
東京電力によりますと、周辺に排水溝がないため、直接海に流れ出てはいないとしていますが、移送を終えるまでの間、さらに漏えいは続く見込みです。
このため、汚染水を移す作業を急ぐ一方、周辺の地盤で放射性物質の濃度の測定などを行い、水漏れの状況や環境への影響を監視するとしています。
「増え続ける汚染水 解決策見いだせず」
増え続ける汚染水を巡っては、敷地内に貯蔵用のタンクなどを次々に造って保管するという、いたちごっこが続いていて、事故から2年がたっても抜本的な解決策は見いだせていないのが現状です。
福島第一原発では、原子炉建屋の壊れた壁などから地下水が流れ込み、今も1日400トンのペースで、高濃度の放射性物質を含む汚染水が増え続けています。
これらの汚染水は、放射性セシウムを取り除いたあと、一部は原子炉の冷却に使い、それ以外は、海や大気中に漏れ出さないよう、敷地内に設置したタンクや地下の貯水槽にためて保管されています。
現在、タンクと地下の貯水槽の貯蔵容量は合わせて32万トン分ありますが、すでに8割を超す27万トン分が埋まっている状況です。保管用のタンクの設置を巡っては、地盤の状況など敷地内で適した場所を探す必要があり、すぐに設置することが難しく、東京電力では計画的に増やすという対応をとっていました。
特に今回水漏れが見つかった地下の貯水槽は、たくさんの汚染水をためることができることから、東京電力も「当面の保管先として期待していた」と話していて、今回の水漏れで、およそ1か月分に当たる1万4000トン分の貯蔵が当面できなくなるとみられ、影響は深刻です。
また、7つある地下の貯水槽はいずれも同じ構造で、東京電力は、原因の究明が終わるまで、今回の緊急的な移送以外では貯水槽よりもタンクを優先的に使う方針を示しています。しかし、タンクは十分な余裕がない状況で、綱渡りの状態が続くとみられます。
東京電力は、地下水の流入を減らして汚染水の増加を抑える対策を進める一方、今後もタンクの増設を続けて70万トン分まで増やし、およそ2年半後までの貯蔵量を確保したい考えです。
しかし、短期的にみると、汚染水の保管状況は厳しさを増しており、東京電力は早急に保管計画を見直すことにしています。
私は長年、交通指導員に携わっています。最近健康志向の若者など増えて、自転車の愛好者が多いように感じられます。しかし、マナー・ルール無視して危ない思いを経験したことがあります。
「春の全国交通安全運動」が(4/6~15日)運動が行われています。運動の重点の一つになっている「自転車の危険運転」が問題となっています。 歩道を暴走して歩行者の間をすり抜けていったり、赤信号を無視して交差点に突っ込んできたりといった自転車が後を絶ちません。怖い思いをされた方も多いと思います。
NHKのここに注目! 「どうする 自転車の危険運転」・・・(渥美解説委員)より
自転車が歩行者を死傷させる事故も相次ぎ、去年は2600件余り。10年前に比べて3割以上も増えているそうです。悪質な自転車の運転者に講習を受けることを義務づけ、制度を設けるという。先週、通常国会に提出された道路交通法の改正案に盛り込まれました。
自転車で、酒酔い運転や信号無視といった危険な違反をして、2回以上摘発された人に、安全運転の講習を受けることを命令します。そして、受講しないと、5万円以下の罰金が科されるという初めての制度です。
自転車は法令上、車両の一つで、道路交通法を守る義務があるのですが、交通ルールをちゃんと知らないとか、知っていても守らない人が多く、こういう人がなかなか減らないという現状があります。
しかし、自転車には自動車のような免許制度がないため、悪質な違反に対して、交通切符を切るという摘発をしても、交通ルールを身につけさせる講習などを行う仕組みはないのです。
このため、危険な違反を繰り返し、2回以上摘発された人、つまり、反省がみられない人について、罰則付きの受講義務を設けて教育するという制度を作ることにしたのです。
この制度、効果は不透明です。ただ、制度を作るからには、自転車の危険な運転を抑止するものにすることが必要です。
そのためには、新しい制度を国民に十分説明し、危険な違反に対して、警察がもっとしっかり取り締まることが必要です。そして、悪質な違反者に対する講習の内容を、「交通ルールを守らなければいけない」と自覚してもらうようにすること。
「自転車も、乗り方によっては凶器になり得る」ということに、気づいてもらう内容にすることが必要です。また、こうした自転車の安全教育を、社会全体に広げていくことも重要だと思います。
新しい制度の対象になる悪質な違反者だけでなく、広く人々に交通ルールを周知し、徹底してもらう取り組みを、警察が自治体や企業、大学などと連携して進めていくことが、今後の課題だと思います。
花まつり・潅仏会(かんぶつえ)が、明日 4月8日行われます。忘れかけていましたが、今日ボランティアで、近くのお寺(斟珠寺)の掃除を行い、お寺の住職さんから、花祭りのことを聞き、思い出しました。
子どもたちと初めてお寺に行き、花で飾った御堂(花御堂)をつくり、誕生仏を浴仏盆と呼ぶ水盤に安置し、竹の柄杓(ひしゃく)で甘茶を注いでお参りした記憶があります。そして甘茶を頂きました。
子どもの頃、母親から聞いた話ですが・・・甘茶をかけるのは釈迦誕生の時、九つの竜が天から清浄の水を注ぎ、産湯を使わせたという伝説によります。誕生仏は釈迦誕生の仏像で「天上天下唯我独尊」といって一方の手は天を指し、他方の手は地を指す姿です。
生きていることは心臓が動いていることです。その心臓を動かすには、酸素を吸って、二酸化炭素吐き出しているのです。
動物はみんな同じで呼吸(酸素を吸って二酸化炭素を吐く)して生きています。水泳など水に潜ったりしますがが、5分も潜っていられません、呼吸しないと死ぬということです。
生きるとは息をすること、呼吸することです、いつも人は無意識に呼吸しています。生まれたときから呼吸をし続けています。自分で生きているようであって、生かされているからです。
人は欲張りだから、吸い込む、取り込む息の仕方が呼吸だと思っています。けれども意識してゆっくりと吐く呼吸をしますと、呼吸法を変えることによって、心が安らぎ落ち着きます、そして、気力が高まり元気が出ます、向上心と創造力もわいてきます。
時には坐り、背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、ゆっくりとお腹の底から吐き出す呼吸法を試みましょう。呼吸とは吐いて吸うなり、欲深く吸うて吐くのでなく、損を吸って得を吐けばよい。
ゆっくりと一呼吸すると、わだかまりもスットとれます。長息は長生きにも通じます、心の霧が晴れスカット爽やか、笑顔がもどります。
人は欲のおもむくままに生きていますから、つまずきます。真っ直ぐに背筋伸ばして、呼吸を整え、心しずめて生き死にの流れに身をおく時、自分の周りも進むべき方向もよく見えてくるものです。(仏教よもやま話)
ビックリです。「4年男児2人、同級生3人から35万円受け取る」というニュースが読売新聞でありました。小学4年生というと、9歳または10歳です。
自分もその年を経てきたのですが、小学校四年生の頃は、母親に死なれ、結構厳しい思い出があります。自分の子どもの時は、会社の仕事で手一杯で、殆んど看られなかった。そして、孫の場合は、別に暮らしていたため殆んど分からないのです。
専門家は・・・ 小学四年生は、ちょうど「第二反抗期」を迎え、成長・発達に伴い自我が芽生える時期という。それにしても35万円という金額の大きさにも驚きですが、日頃の家庭で、事の善悪は、家族のコミニティのなかで、しつけ・教えが問題があると思うのですが・・・。
この時期「道義的目覚め」を迎え、マナー・ルールを守ることにとても前向きなるという・・・多分親子・家族で、その日の出来事などの話合いをする、時間がなかったのではないでしょうか・・・
家族より、友達からの情報を取り込み、自分の判断で行う行う行為、その結果は社会常識とかけけ離れた結果になってしまうことに・・・
ですから、良いことをすれば良い結果につながり、悪いことをすれば悪い結果が生じてくるといった「因果の理」をしっかりと教えながら、反抗的に見える態度にも正しく対応していく事だと思います。
「家庭・学校・地域の目」も大事で、現代の、何があっても、他人のことに無関心ないわゆる、「無縁社会」にも繋がり、それが原因の一つかもしれないと思います。
タンポポや すざまじい命 ほとばしる
枯れ草の原っぱに黄色の花だけが見える。歩道の石の割れ目に凛と咲く、芝草の中に、しつっこく生え咲く・・・
タンポポの花を見ると、物凄い、生命力を感じます。
花言葉は「神のお告げ」「愛の神託」「田舎の託宣」「明朗な歌声」「別離」「無分別」「軽率」「軽薄」「思わせぶり」「なまめかしさ」「真心の愛」
最近はセイヨウタンポポが多く、その繁殖力で従来からのタンポポが少なくなっているようです。子供のころ採って、おひたしで食べたことがあります。
NHKテレビニュースで『宇宙の「暗黒物質」の痕跡か・・・国際チームが観測』を見ました。一体どういうことなのか・・・
(CNN) 欧州合同原子核研究機関(CERN)は3日、宇宙の成分の4分の1を占めるとされる謎の物質「暗黒物質」の存在を示す痕跡を国際研究チームが捉えた可能性があると発表した。
暗黒物質(dark matter )とは、目に見えない。触ることも出来ない。だが、重さ(質量)を持ち、その重力で星や銀河を引っ張っていく・・・宇宙は大量の暗黒物質とひとにぎりの見える物質からできている。つまり、宇宙を真に支配しているのは目に見えない暗黒物質であるという。
発表は、アメリカやドイツなどの科学者で作る国際的な研究グループが3日、スイスのジュネーブ郊外にあるCERN=ヨーロッパ合同原子核研究機関で発表したものです。
「暗黒物質」は光や電磁波を出さないため、直接、観測することができず“謎の物質”とされてきました。研究グループでは、この「暗黒物質」について、高度400キロを飛行する国際宇宙ステーションに設置された「AMS」と呼ばれる特殊な観測装置でおととし3月から観測を続けてきました。
その結果、これまでに「陽電子」と呼ばれる粒子をおよそ40万個捉えたということで、そのエネルギーの高さなどから「暗黒物質」どうしが衝突して生み出された粒子である可能性があるとしています。
研究グループでは、観測された陽電子がほかの天体から飛んできた可能性も排除できないとしていますが、今後、数か月かけて観測を続ければ、結論を出すことができるとしています。
「暗黒物質」を巡っては、宇宙の大きな謎として世界中の科学者が観測や研究を続けており、今回の研究成果が今後「暗黒物質」の正体に迫るための大きな手がかりになるのではないかと期待されています。(NHKwebニュース)
『「暗黒物質」証拠発見か 物理学一変させる可能性も」』・・・産経新聞
今後の分析でその正体を突き止めることができれば、宇宙の進化や物質に対する理解が飛躍的に進展するのは確実で、物理学を一変させる可能性を秘めている。
春がきました、明るく希望に胸を膨らませる人の影に、“うつ”になる人も多い季節でもあるようです。現代は、「ストレス社会」といわれています。
毎日をストレスを抱え、不満や不足ばかりの思いで暮らしていても、何んにも楽しいことはありません。日常生活で、ちょっと発想の転換でその人生を大きく変えることができるかも知れません。
「オワシス」運動があります『オ「おはようございます」 ア「ありがとうございます」 シ「失礼します(失礼しました)」 ス「すみません(すみませんでした)」』意識しで日常生活を送ってみては如何でしょうか・・・
そして、ちょっとした「気配り」をしてみると明るい人生が出来るのではないでしょうか・・・気配りの一つが「ありがとうを言えばストレスがなくなる」です。
何ごとにつけてもありがとうの言葉を発すると、相手も快く受けとめていただけ、ギクシャクした人間関係も穏やかになり、それでストレスがなくなるのではないでしょうか・・・。
また、「相手を褒めて自分も元気になる」ということです。相手の人や他を褒めることによって、けなされるよりも何倍もの心地よさを、相手も自分も感じるものです。それで自分も元気になれるではないでしょうか・・・。
ただ念じているだけでは希望的展開は望めません。納得し実践することです。日常生活のちょっとした気配り、を実践することです。
百花爛漫の時節が到来しました。人々は心躍らせて、幸せの春を求めます。でも幸せを求めてあちらこちらと探しまわっているうちは、心も浮き立っているから、幸せが得られません、幸せはいつも足下にあるのにそれに気づかないのです。
運・不運に一喜一憂するのは、感傷的な心の狭い了見に過ぎません。広大無辺の大自然のめぐりによって、人は生まれ、生かされているのですから、この因縁を喜び、命輝かせて今を生きぬくことが幸せなのです。
ともすると現代人は世相の価値観に押し流されて、見せかけのうわべの姿にとらわれてしまい、本当の美しさを見失ったり、あるいは見誤ってしまいがちです。自然の道理を理解しょうとする気構えを持ち続けることがなによりも大切なことでしょう。
人間は本来の生きるための闘争本能をもっています。スポーツは、人間の闘争本能の発露と言えます。
動物はその本能を食料の確保や生殖といった、生きていくための手段として使うわけですが、人間は知恵を発達させたため必ずしも戦わなければ生きられないわけではありません。その結果、闘争本能を楽しみや精神的満足を味わうための手段に変えたのです。
スポーツとは、楽しみを求めたり、勝敗を競ったりする目的で行われる身体運動の総称で、陸上競技・水上競技・球技・格闘技などの競技スポーツのほか、レクリエーションとして行われるものも含むものです。
精神修養とは、精神を練磨し品性をやしなって人格を高めること。乱れようとする精神をしずめ正常な精神状態を保たせるために、精神を集中させ、精神をきたえること。(日本国語辞典)
今、いじめ・暴力がスポーツ教育現場で大きな社会問題となっています。日本の伝統的なスポーツは、それぞれの組織体によって伝統が保持されてきました。それらの組織体質が構造的に旧態依然とした閉鎖社会であることから、さまざまな問題が生じていると思います。
それが、いじめであったり、暴力であるのです。このことは、日本の国際化と、価値観の多様化と、開かれた社会に変遷する過程であろうと思います。
日本ではスポーツのみならず、芸能や芸術、学問の世界でも、上下関係やしきたり、組織構造の面において、それぞれ独特な体質を持っているようです。
日本の伝統文化と精神修養がスポーツ界の常識?になり、文化芸能、学問の分野では派閥、人脈、金脈に繋がっていることが、まかり通ってしまう。有能な人材の育成や能力や技術の向上が妨げられることもあるようです。
またいずれもが道という概念で把握されることから、それぞれの道で修練して人格の向上をめざすという、日本独特の精神修養という面を色濃く持っていることも、特徴なのでしょう。
恐ろしい鳥インフルエンザ ウイルス「H7N9型」感染が、7人確認 されたという。「鳥インフルエンザ再流行の恐れ」は、国連が警戒呼びかけているそうです。
日本の飛来する渡り鳥から感染に広がりが心配されますが養鶏農家や、動物園なども対応が迫られることになるのではないでしようか、その上に中国のように人への感染で亡くなるということでなお更心配です。
FAO(国際連合食糧農業機関)によると、鳥インフルエンザは1997年に香港で最初に確認されて以降、これまでに600人以上が感染しており、感染した家禽(かきん・・ニワトリ、シチメンチョウ、ホロホロチョウ、ウズラ、カモ科のアヒル、バリケン、ガチョウなど)の処分などで2003―11年に約200億ドル(約1兆8000億円)の被害が出た。(毎日新聞)
これまで人への感染が確認されていなかった「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスについて、中国東部の江蘇省の衛生当局は、新たに4人の感染が確認されたと発表しました。
これで、中国での感染者は合わせて7人になり、このうち2人が死亡しています。
「H7N9型」の鳥インフルエンザウイルスは、これまで人への感染が確認されていませんでしたが、先月、上海で2人が死亡したほか、東部の安徽省でも1人の感染が確認されており、中国での感染者は合わせて7人になりました。NHKwebニュース)
鳥インフルエンザ:ヒトからヒトへの感染「可能性低い」中国江蘇省で新たに鳥インフルエンザ(H7N9型)感染者が見つかったことについて、大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長(獣医微生物学)は、「最初に感染者が出た上海市と安徽省の間にあり、人や物が動いてウイルスが運ばれたか、中国では既に鳥インフルエンザが流行していて、鳥から人に感染したのではないか。これまでの発表では感染者は計7人と少なく、ヒトからヒトへの感染が起きた可能性は低い」とみる。
また、H7N9型は低病原性とされるが、病原性の高低は、鳥に対しての毒性を表すもので、人に感染したときの毒性の強さを表すものではないという。
大槻教授は「H7N9型ウイルスが人に感染しやすい性質を獲得している可能性もある。少し変異してヒトからヒトへの感染が起こることも否定できないため今後注視していく必要がある」と話す。(毎日新聞)
昨日暖かく、桜満開でした。私の住む町八王子市片倉町の片倉城址公園では大勢のお花見客で賑やかでした。花見が終って、片づけをしない人がいたので、私が拾い集めたのですが、大きな袋いっぱいになりました。
少しぐらいは良いだろうということかも知れませんが、ひとり一個のゴミも100人になると100個になります。ですからゴミ一個でも捨てない、後のことを考えていただきたいと思いました。
よく「旅の恥はかき捨て」(長くとどまるわけでもないので、普段ならしないような恥ずかしい言動も平気でやってしまうものだということ)といいますが、現地の当事者はたまったものではありません。
割れ窓理論・・・窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論があります。
安心・安全で清潔な町づくりは、そこに住んでいる住民の一人ひとりのモラルに、係っているといっても過言ではないでしょう。ゴミのポイ捨ては悪いのです。
自分ひとり町ではなく、協働で町が成り立っていることを認識して暮らしていける、生きる人の最低限のモラルです。モラルとは倫理観や道徳意識のことで、世代や状況によって徐々に変化するマナーよりも普遍的な価値観を含んでいます。
気持ちよく生活は人間なら誰でも望むことでしょう、公共施設(道路)や他人の家のゴミを捨てることに悪いという認識がない人がいます。ないのなら社会の倫理やマナーの問題です。
人を不快にしてはいけない、迷惑をかけないは当然のことです。だから、ポイ捨ては人の迷惑につながるから悪いのです。
さらに、ゴミをポイ捨てすれば道路が汚れます、汚れるつまり、汚れは良いことに思いますか・・・現状は、ゴミがポイ捨てられると別の人も捨てられます。だから、一旦捨てられたらつぎつぎに増え汚れるのです。
犬の散歩で糞を捨てるマナーの悪い飼い主がいますから道路が不衛生になるのです。さらに見た目が悪くなります。空き缶を道端にポイ捨てし、見た目が悪い。それがいいことだと思う根性が許せません。
各個人がすべきことは、ゴミをポイ捨てしないということです。ゴミや煙草のポイ捨てをしたら注意して見逃さない、家庭ごみのポイ捨てを見逃さないなどあります。社会や地域が協力して監視する構造が必要だと思いました。
ニュースで、人身事故があり、ドコドコ線が不通ですとか、正常の運転に戻ったとか放送を聞くことがある。人身事故というと自殺したのだな・・・最近気になる多さと思います。
自殺は、毎年14年も、3万人越えていたのですが、昨年はちょっと少なく、27,858人が亡くなっています。この数字は交通事故の死者の6倍だそうです。
社会保障が弱者と言われる人々に行き渡っていないのか?生きる希望を見出せる社会を構築していかねば・・・また、格差社会・無縁社会・老人漂流社会の造語が使われ、更にニート・引き篭もりなどの、言葉が頻繁に使われる時代になっています。
自殺は社会の歪の中で、悩み、苦しみ、解決するための手段も見当たらず、生きる希望を見失った人の、起す悲劇です。一日平均70人あまりの自殺している現実は、なんともやるせない。
先進主要国では日本は、トップの数字だそうです。孤立死・孤独死などの原因は地域の連帯感の薄れからだとと思います。血の通った人の温もり、優しさ、思いやりの社会は、人間一人ひとりの責任であると思います。
自殺対策基本法が、2006年にでき、人々の意識は広がっているようですが、まだ十分ではないのです。生活保護者は、年々増えて210万人以上となっています。政治で社会保障するだけでは駄目で、人と人本来の絆が、薄れてしまっていることが原因であるように思います。
東京新聞社説・・・「自殺を防ぐ やり直せる社会作ろう」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013040102000129.html
NHKのtwitterで、「26年度新卒採用 一部で増やす動きも 」
その“道”を極める・・・相撲の大関に推挙されて、昇進伝達式の挨拶の口上で、よく相撲道という言葉が出てきます。生花の華道や、剣道・柔道・弓道などの武道などのスポーツ部門や文化芸能なにも“道”という日本の伝統文化があります。
“道”というと“修行”が連想されますが、仏教では「修行して、欲望などの煩悩を断ち切り、仏になる」と言い、キリスト教では「キリストの贖い(あがない)によって罪と滅びより救われ、神の子とされる」と言われます。
山へ籠もって厳しい修行を行うことにより、悟りを得ることを目的とする日本古来の山岳信仰が仏教に取り入れられた日本独特の混淆宗教である、修験(者)などがあります。
日本人はどの分野でも、伝統を受け継ぎ、技術や能力の向上をはかることと、人格的向上をめざすことを一体のものとしてとらえ評価するむきがあります。剣道でも弓道でも、身を守る術であることから、生き死にかかわることとして技の鍛錬と精神の向上をめざすことがもとめられてきました。
日本人は人の生き方を道であらわすことが好きなようです。また人生を旅にたとえて、自分の生きざまという道を日々歩みます。そして、行く先を思ったり、足元を見定めたり、過ぎ去りし足跡をふりかえったりします。
柔道、剣道、弓道など武道では心身技ともに習熟し、いっそうの人格の向上をめざすべしとします。相撲も相撲道として心・技・体を整えることをもとめる。茶道、華道、芸能においても同じであろう。それぞれの道を極めるとは修練することであり、仏道修行に通じるものがあります。