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2012年9月20日 (木)

アイデンティティの確立

108genbikei21間形成は生まれ落ちたときから始まり、3歳にして立派な人格が完成していると言われている。そして青年期が最も、自分の持っているアイデンティティを自覚する時期である。今の私も、中国の若者の反日デモを見てそういった時期に、煩悶した思いがある。

青年期とは、「自分とは何か」「これからどう生きていくのか」「どんな職業についたらよいのか」「社会の中で自分なりに生きるにはどうしたらよいのか」といった問いを通して、自分自身を形成していく時期である。そして、「これこそが本当の自分だ」といった実感のことを自我同一性と呼ぶ。(ウキペディア)

アイデンティティ(identity:自我同一性・自己同一性)とは、『自分は、何者であるのか?』という人間の原初的で根源的な問いかけの答えとしての『自己同一性』のことである。

自己アイデンティティは、通常、一人の孤独な状態では確立することが出来ず、他者との相互作用や社会的な活動による属性(職業・地位・評価)の影響を強く受けて段階的に確立されてくることが多いものである。社会的行動や社会的属性(国家・民族・地位)によって自己の存在意義や役割行動を強く自覚する形のアイデンティティを、社会的アイデンティティと呼ぶこともある。

精神分析学者で、心理社会的発達理論を提唱したエリクソン(E.H.Erikson)は、アイデンティティ確立を『青年期の発達課題』とした。また、アイデンティティ確立という困難な発達課題に立ち向かう青年期には、アイデンティティの拡散や混乱といった精神的危機に陥る危険性も高いとした。

エリクソンによると、アイデンティティは、明瞭な自己意識が、過去から現在までの時間的連続性に支えられ、幼少期からの自分と現在の自分が同一の自己であるという記憶の一貫性に支えられているという。これを『自己の一貫性』といい、自分は他の誰でもなく自分として生きる他はないとする『自己の独自性(唯一性)』と共にアイデンティティを構成している。

アイデンティティとは、存在意義を求めてやまない人間精神固有の特性の現れであり、青年期を越えてもなお私たちは絶えず『自分は一体何者であるのか』の問いに対する答えを、様々な場面や人間関係を通して模索していくことになるだろう。

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