ツバメに思う
近所のソバ屋の駐車場に巣を作っていて5羽ぐらいいる。親ツバメが、猫を見て、注意を促して、甲高い声で鳴いていた。
最近ツバメの数が少ない、特に今年は少ないように感じる。台風4号日本列島縦断した。6月に上陸は8年ぶりとか・・・それにしても数が少ない原因は、餌さとなる昆虫が少なくなったという説があるが・・・減る原因 環境変わり巣を作れないのではないかと思う。
専門家は・・・①②③という。
①えさとなる虫が減っている。水田や草地が減り、水路はコンクリートで、あぜ道はアスファルトで覆われてしまっている。
②カラスが街中に増えていること。ツバメの子育てが失敗する一番の理由がカラスに巣を襲われる。
③人との関係が変わってきたこと。農作物の害虫やハエなどを食べるツバメは、ありがたい存在だった。「ツバメが来る家は栄える」とも言われ、ツバメのために戸を開けておくなど大事にされていた。
最近はフンを嫌がり、巣がかけられることを迷惑に思う人が増えている。防犯上、ドアを開けっ放しにしておくことも難しい時代である。巣がかけやすい軒がある住宅も減りつつある。
最近のニュースで長野県飯田市の浄水場で岩ツバメの死骸がたくさん見られたという、去年も死骸が250羽あったという。水質検査で異常はなく、水道水は安全だというが・・・。
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