植物珍名あれこれ
6月に入り、野山の草木の成長が早い、アッと今に伸びてしまう、草取りが大変だ。特に芝などの中の除草は根まで抜かないとまた直ぐ伸びる。
雑草(ざっそう) 日本大百科全書・・・人が管理している土地に生え、管理対象に悪影響を与える望まれない植物、とくに草本植物を雑草とよぶ。雑草はときに野草と混同されるが、野草は原野に生えるものをいう。
「雑草という植物はない」生物学者でもあった昭和天皇のお言葉として伝わる。
「人間は植物に向こうてオジギをせねばならぬ立場にある」“植物の父”と言われた世界的植物学者牧野富太郎の言葉(「牧野富太郎選集1」東京美術)
植物は食物ともなり、私たちの命をつなぐ。「植物と人生とはじつに離すことのできぬ密接な関係に置かれてある」。だから「植物を尊崇し、感謝の真心を捧(ささ)ぐべきである」という。
それにいても珍しい名前の植物があるものだ。私の近くにある片倉城址公園に「なんじゃもんじゃ」の木がある。公園が出来た時に植えられたものと思うが・・・
三宅やよいさんの選評で今日の清水哲男『新・増殖する俳句歳時記』の句に西野文代氏の「ままこのしりぬぐひきつねのかみそりと」があった。
チョットしらべて見たら、今まで聞いたことがない植物があり、ビックリした。はきだめ菊・あぶらちゃん・ありどうし・うしのした・うしのひたい・うばゆり・うまのあしがた・おとこようぞめ・おにのめつき、などなどである。
http://www.hana300.com/aachinmei.html
日ごろ、公園や、自宅の庭などを草取りを行っているが、ほとんど名も知らない。春夏秋冬に咲く草の花があるくらいの知識しかない。それにしても、外来種が多くなったことに驚く、また逆にアメリカへ渡った、葛(くず)などは繁殖力が旺盛で、地下茎がどこまでも伸びてしまい処置に頭を痛めているという。
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