蓮の花を見て思う
世界では、戦争が絶えません、シリアでは国内各地で政府軍と反体制派が戦争状態が激化し多くの犠牲者が出ているそうです。アフガニスタンでも、タリバン勢力のテロ行為が頻繁にあって、死者が出ているといいます。
グローバル化した世界経済とダンバーシティー化などでいっそう混迷を深めていると思います。一方、行き過ぎた市場経済主義で、世界は混迷を深めています。加えて、ギリシャ・スペインなど中心に、欧州の各国で財政危機が大きな問題となっています。貧困や格差拡大をさせ、社会の絆を破壊しています。
そして、日本の行く道を決める政治が、混沌とした状況にあり明日が見えない不安な毎日です。
そんなニュースをテレビ・新聞などで見聞き思うのは日本の風景に似合う「蓮の花」です。日本古来のお寺・仏像から、蓮の花を連想して今の世の中を考えてみました。
蓮の花は泥中にあって、はじめてきれいな花を咲かせます。泥なくしては決して美しい花は咲きません。泥が大切で、泥があってこそはじめて咲く蓮花です。泥を如何にして肥料として昇華していくべきか、私たちの生きて行く道にも泥中に学ぶことがたくさんありそうです。
蓮の花には仏が降りるという伝説があります。「蓮は泥の中からでも、綺麗な花を咲かせることができる」のです。人間も、世俗のドロドロとした中からでも、美しい花を咲かせることができるという考えがあります。一方、「蓮はあの泥でさえも、栄養としてしまう」という考えもあります。私は、前者でありたいと思います。
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