ふるさとを守るまちづくり
ふるさとを守るまちづくりは「ハードだけでなくソフトの充実を」・・・
昔では考えれないところまで、山を削り、山間の田んぼ埋め立て、家ができ人が住む、そして経済は成長を続けていた頃の日本は欧米に追いつき追い越せと、経済性を優先した、まち作りの経緯がある。
しかしそれも一段落した現在では、日本の伝統的手法を生かしたまちづくりが注目されている。地域に根ざしたコミュニティ・・・地方では、住民参加型のまちづくりを模索している。
防災だけではなく、子どもからお年寄りまで安心して暮らすことができ、障がいのある人も不便なく暮らせるよう意識を向けることが大事である。誰にでも暮らしやすい環境をつくる、これが近年注目されるようになった「ユニバーサルデザイン」という考え方だ。
環境への配慮が課題 、今後は環境やエネルギー消費への配慮もまちづくりのテーマである。例えば日本のまちが抱える問題のひとつに、商店街の衰退がある。車が生活の基盤となっている地方都市にその傾向が顕著だ。
郊外に大型スーパーがつくられ、人々はこぞってそこで買い物をするようになってしまった。しかし昨今の環境問題を受け、こうした車中心の暮らし方は行き詰まりを感じる。
お年寄りから、子供まで参加できる近所のふれ合い、優しさ・思いやり・助けあいの心がはぐくまれる社会を目指すことが大事であると思う。環境の復元で、“ふるさとの思い出”を大事に守り、後世に引き継ぐことを目指したいものである。
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