原点回帰・・・
トヨタは、企業スローガン「FUN TO DRIVE」にAGAINをつけ、「FUN TO DRIVE AGAIN」という新たなスローガンを展開している。「日本人の気持ちをもう一度ドライブさせたい」「もう一度、新しいクルマの楽しさを創造したい」という思いを込めていると言う。
日本は自動車産業と共に成長してきた、自動車は人生を楽しく豊かにする、そして私達は運転するのが楽しいクルマを作りたい、会社の外にも内にも、会社が飛躍してきた時代の原点に回帰しようとしていることを大きくアピールしているようだ。
「原点回帰」ということは「それまでは原点を見失っていました」ということを同時に意味する。戦後日本の経済・産業を牽引してきた自動車・電機であることは間違いない。そして、全世界に進出し、世界をリードするまでになった。
現状の日本は発展途上国の、追い上げに、自動車・電機に限らず日本産業界は、方向変換または、組織まで組み換えの対応を迫ってきた。「原点回帰」をしてもう一度、企業の行く方向を定めるということは重要なことだと思う。
そのことから・・・人々の暮らしの基本の「幸福」とは・・・生活レベルとは・・・考え直す時代にきたように思う。しかし、便利に生りすぎて、人の心の遊離という「負」の部分が大きくなってしまっていることに気付かない人が多い。
便利ばかり追求してきた生活を、ある意味レベルを落とすことは出来ないし、抵抗はある。だがあらゆる意味から「原点回帰」し、真の「幸せ」を考えていかねば将来はない。生活感覚を見、共生社会を維持をどうすれば出来るか一人ひとり考えて欲しい問題だ。
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