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2011年11月 7日 (月)

「お互い様」と挙国一致で・・・

08ringo_tyoukai11 むかし、お隣りどうしで暗黙の了解というか、多少の迷惑「お互い様」の精神があった。いま東日本の被災された東北の岩手・宮城・福島の3県で「がれき」処理で困っている。東京都の石原知事は岩手県から、平成25年度まで50万トン受け入れるという。

放射能が心配で、まだ各県が受け入れ表明しているところは少ない。理由は放射能が含まれていて心配だからだ。しかし東京新聞のコラムに書かれているように、何とか日本中で考えて解決させる問題だと思う。

産経新聞記事・・・石原知事の東京都が東北以外の自治体で初めて、東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)を受け入れて処理を始めたことに対し、都民らから反対の声があることについて、石原慎太郎知事は4日の定例会見で「(放射線量などを)測って、なんでもないものを持ってくるんだから『黙れ』と言えばいい」と語った。

都は3日、岩手県宮古市から第1便として約30トンを受け入れ、処理を開始。がれきそのものから放射線量は検出されず、都内の処理施設周辺の空間放射線量にも影響はなかった。

石原知事は「放射線が出ていれば別だが、皆で協力して力があるところが手伝わなければしようがない」と指摘。「皆、自分のことばかり考えている。日本人がだめになった証拠だ」と述べた。

がれきの受け入れを表明した9月末から今月3日までに、都には3328件のメールや電話が寄せられ、うち2874件が反対や苦情。賛成などの声が200件だった。都は今年度内に1万1千トンを受け入れ、平成25年度までに岩手・宮城両県のがれき計50万トンを処理する方針を示している。

東京新聞コラムに「がれき処理は“挙国一致”で」が載っていた。全くその通りで、放射能があるから駄目というのでは、あまりにも勝手すぎる。もし、自分の自冶体で大きい被災に遭われたら、色々な、助けを借りることになる。

コラムの内容は・・・東日本大震災では住宅やビルなど被災3県だけで推計2273万トンのがれきが発生した。一部は太平洋上に流出した。

9月下旬、約3100キロ離れた米ミッドウェー諸島付近でロシア船が「福島」の表示がある小型漁船や冷蔵庫などを発見し回収した。ハワイ大国際太平洋研究センターは、漂流物は3年後に米西海岸へ到達すると予測している。

米国は大震災発生後、直ちに「トモダチ作戦」を発動。海兵隊員など約16000人を動員して人命救助や物資輸送に取り組んだ。原発事故での情報提供と合わせて、同盟国の支援には力強いものがあった。

その国へ、がれき漂着を座視していいのか。被災国だからといってこの問題を放置してはならない。政府も問題意識は持っている。「漂流物が大量に漂着すれば外交問題になりかねない」(環境省)として、衛星や航行船舶などの情報をもとに今後シミュレーションを行うという。

それも結構だがこの際、海上保安庁の巡視船や海上自衛隊の護衛艦などを出動させて大規模な“掃海”を実施したらどうか。漂流物の放射能検査も含め、日本国の責任を示すべきだ。

国内では東京都が東北地方以外で初めて被災地のがれきを受け入れた。被災地だけでは処理できないのだから当然だ。放射能検査を厳格に実施して、できるだけ多くの自治体が受け入れてほしいと願う。

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