スマートコミュニティー
次世代エネルギー、・・・原子力から自然エネルギーが注目されるが、スマートコミニティー(サイエンス)という、私にとっては(新しい言葉)であるが注目すべきことだ。
スマートコミュニティ-サイエンスとは・・・(新語時事用語辞典Weblio辞書)より
省エネルギーのインフラや次世代送電網(スマートグリッド)などを一括整備する地域。複数のビルを建て替えるなど再開発を行う一定の区画に対して、スマートグリッドなどや太陽光発電装置、電気自動車などの省エネ型のインフラを整備する。
スマートコミュニティのセンターにおいて、風力発電、太陽光パネルなどで作られた電力を蓄電池にため、地域のエネルギーとしてコンピュータで管理される。それらの電力は、省エネ型のビルやマンション、住宅、地域で共有する電気自動車の駐車場などに送られ、それぞれの部分において必要とされる電力が最適に配分される。
ゼネコン大手の鹿島は愛媛県松山市内で地元の不動産業者と組んで、太陽光発電やエネルギー制御用の通信機能のある住宅10戸を分譲し、この地域ではEVとEV向け蓄電池なども共有することにしている。
電力会社からの電気供給に加えて、新設の太陽光・風力発電で必要なエネルギーを確保した上で、コンピュータにより電気の計測器などを監視してエネルギー消費を抑制するスマートグリッドも整備することにしている。この場合は10戸程度なので「スマートコミュニティ」と名付けられるが、これが5000~1万戸の大規模なレベルになると「スマートシティ」とよばれるようになる。
経済産業省の日の丸製造業復活構想(ダイヤモンド・オンライン)を見る・・・
「パナソニックやトヨタ自動車が興味を示しており、日本の製造業復活のきっかけとしたい」と経済産業省幹部は期待をしている動きがある。
東芝が5月に買収することを決めたスイスのランディス・ギア社、この案件に追加出資を決めている産業革新機構の動きだ。ランディスはスマートメーター製造とシステム構築で豊富な実績を持つ。
太陽光や風力発電、蓄電池などを街に配置し、環境負荷の低い省エネルギー都市「スマートコミュニティ」が世界的に注目されているが、スマートメーターはその都市に住む各世帯に必ず設置される。電力やガス、水道などの利用状況のデータを収集し制御する機械で、スマートコミュニティの肝である。
原発インフラ輸出の先行きが震災で見えなくなった今、東芝・ランディス連合は製造業復活の光明でもある。いよいよ、具体的化する次世代エネルギーの日本戦略が見えてきたようだ。
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