「絆」と「無縁社会」どう向き合うか
東日本大震災・放射能の二重の災害は、天災と人災で多くの犠牲者・被災者は歴史上でも重大で深刻なものだ。被害を受けない地域は勿論、日本人に重くのしかかっている。
そんな避難先で耐えている状況にあり。3ヶ月が経った現在も被災者は9万以上が、苦しんでいる。救援の本格的な国の手立てはメドが立たない。そして義援金は被災者の手に届かない人がいるという。
そんな状況のにほんで、世間で取り立たされている「無縁社会」・「絆」・「限界集落」などの字句がクローズアップされてきた。
「NHKあすの日本|無縁社会|無縁社会 私たちはどう向き合うか」
で、こんなことになっているとは・・・驚いていてしまった。なんとかならないものか、考え手しまった。一部を紹介すると・・・
【結婚式に代理人】
人生の新たな門出となる結婚式にも、無縁社会の影が広がっています。披露宴に代理人が出席するケースが増えているのです。新婦の友人の席に座っていた5人の女性。実はまったくの赤の他人です。結婚式の代理出席サービスの業者から派遣された、いわゆる「サクラ」。依頼したのは新婦です。新郎には隠していました。
女性は、結婚する前、スーパーの店員など、非正規の職場を転々としていていました。このため同僚と深く付き合うことができなかったのです。友人が少ないことを夫に知られたくないと、女性は代理出席サービスの業者に頼んだのです。女性は、「あまり人が集まらないっていうのを彼にいうのも恥ずかしいというのもあったし、友人が少ないとかそういうふうに思ったり、心配するかなと思って。」と話しています。家族、友人、会社の同僚。人間関係を映し出す結婚式という場が変わり始めています。
【わが子を“置き去り”】
わが子を親が、「置き去り」にするケースも相次いでいます。おととし10月。親に捨てられた男の子がきていた服です。厚生労働省によると、親が子どもを置き去りにするケースは、1年間におよそ150件に上っています。なぜ、親が子を捨てるのか。全国の児童相談所にアンケート調査を行ったところ「生活の困窮」という答えが最も多く、全体の30%に上りました。
一昨年、3歳の娘を施設に預けたまま失踪した40代の母親です。娘を出産してまもなく離婚。夫の残した多額の借金が生活を圧迫しました。親を頼りにしましたが、支援は受けられませんでした。近所付き合いもなく、相談できる人はいませんでした。一人きりで悩んだ末、娘に手紙を残して失踪したのです。手紙には、「悲しい思いをさせてごめんなさい。幸せになってください。ママは、心から祈っています。」と書きました。女性は、「もう、ほんとに気力が全部無くなったんですよ。もう私には、無理無理。もう無理って、思ったんですよね。かなりの罪悪感が…。だけど、食べさせられないのも事実で」と話しています。今、母親は生活保護を受け、施設にいる娘と定期的に面会し、再び一緒に暮らす日を目指しています。孤立しがちなひとり親世帯。その数は20歳未満の子どもを持つ世帯のおよそ10%に及んでいます。
昨日隣の家で(4歳と2歳の子がいる)4歳の男の子が火の付いたような泣き方で、私にしがみ付いてきた、普段閉鎖的な家庭だったので、その光景にビックリした。どうしたんだろうとその子に聞いたところ「ママがいない」という事だった。その子が昼寝をしていたところ、ママが買い物に出かけてしまったようだった。
そのような状況には、普段から地域のコミニテーの重要性を考えさせられた。
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