真実のみ教えを・・・
いま日本は、かってない大きな地震と津波で未曾有の被害をもたらした東日本大震災に見舞われ、被災者はの嘆き、苦しみ計り知れない。自然災害と放射能という人為的災害が加わり、日本中で、その復旧・復興を一刻を考え被災者に暖かい手を差し伸べなければならない。
そんな時に、日本の最高機関である国会が日本丸の船長の足の引っ張り合いをしている。海に溺れれ助けを求めている人がいるが、「あなたには助けることが出来ない、危ないから止めろと周りで言っていっている」かのようだ。が、敢えてやろうとしている。それでは誰がやるのとも言わず、そんな言い合いしている場合ではないだろう、溺れている人沈んでしまう」と言いたい。
こんな法話を目にしたので記してみたが・・・
「苦は欲より出て身を悩まし、名聞は我より出て心をついやす、身の分限を省みれば人にうらみなく、足ることを知るとき世利をむさぼることなし」二百数十年前の法語の一部です。
お法はどれほど歳月を経ても変わらない、大きな心の指針となります。苦しみ悩みの根源は、私の欲望に起因することを見逃してはなりません。我執・我欲が自分だけでなく周囲の方々にまで、大きな影響をもたらします。
自分の身の程を省みれば、なんら人をうらむことはないとさとされています。温かい人間関係も、そこなわれることはないでしょう。同時にお互いの信頼関係も深められてゆけば、争いも影をひそめるでしょう。互いに深いかかわりのある人間関係が自覚されたら、地球上も住みよい所に必ずなるでしょう。
「法の道ただ一すじに歩みなば かりの浮世も住みよかるべし」心静かに私の親を数えてみましょう。わずか千年足らずで、私一人のためになくてはならない親は、四、二九四、九六七、二九六人です。
現在の地球上の人の数、これから考えると、世界は皆兄弟です。信親関係を取り戻して、和みあった世の中を実現することが急務であります。
悪夢のような悲惨な過去の戦いに、犠牲となった方々のねがいにこたえるためにも、聞きましょう。真実のみ教えを、唱えましょう念仏を!
http://www.butudan.co.jp/houwa/index.php?%E6%B3%95%E8%A9%B1%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%90
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