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2011年6月 5日 (日)

自然から学ぶ

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0261 6月に咲く花も、色々ありますが、代表的にはアジサイですが、紗羅・栗などがあります。「花は無心にして蝶を招き 蝶は無心にして花を尋ぬ、花開く時、蝶来り 蝶来る時 花開く」・・・良寛。

人の鼻でも匂いを「いい匂い」と感じるものと、そうでないものもあります。しかし、人間の好みと、違う好みなど関係なく花は、種の保存という目的で花を咲かせて、大自然の法則で、虫の媒介によって種の保存を図っています。

自然の花には蝶を招く心はなさそうです、蝶にも花を尋ねようとする心が働いているようにもみえないが、花が咲くと蝶は飛んでくる、蝶が飛んでくるところに花が咲いている。花につく蝶は無心にして損得勘定がないから、味わいのみ取りて色香を損なうことはありません。

誰もがこの世に必要だから生まれてきた、そしてお互いを必要とするから生きていけるのだが、無縁化時代と言うように、最近は、人と人との絆が弱くなったようです。現代人はプライド、プライバシーの権利、プライベートな問題などと、ことさらに自己主張するけれど、独りでは生きていけません。

人間は、人のみならず、万物の存在に支えられて自己が成りたっているのです。他を生かさずして自己は生きていけない、自分のためにという生き方が、そのままに他のためにということでなければ自己は生きられない。

これは大自然の大原則です。本来は自分も他人の区別などありえない。東日本大震災の被災地の人々の悲しみは日本人もとより、地球上の全ての人の悲しみです。

生かされていることに、思いをよせてみると、野に咲く花、海・川に棲む魚、空を飛ぶ鳥、そして、水・空気・太陽の恵みで生かされているのです。自然から学ぶことが多いと思います。ありがとうございます。

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