バイパス無料化社会実験終って
高速道路無料化社会実験が6月19日に終って、八王子バイパス(打越~相原)の影響からか?主な並行一般道路である国道16号の交通量がまた、増えだした。接続する他の一般道路や周辺の生活道路における交通量も増えた。
しかし、無料化社会実験前の16号の交通量がどうだったのか、データーは勿論、記憶に残っていないので、客観的に判断ができない、だが、昨日25(土)は渋滞状況で、神奈川中央交通(JR橋本駅~JR八王子駅)定期バスは定時運行に大きな支障が出たと思われる。
これでは、私が神奈川中央交通多摩営業部に問い合わせして回答を得た八王子市の16号とJRの踏み切りでの定時運行の乱れと渋滞状況で、要望の八王子市内循環は困難と認識せざるを得ない。
八王子バイパスの社会実験は、一般国道の無料化による地域への影響を見るため、いわゆる高速道路無料化とは違う目的で実施されていた。この区間は、平成27年度には償還期限、無料化を控えている、利用者の混乱を招かないように配慮すべきである。
高速道路の無料化は、利用者が料金を支払うという「受益者負担の原則」に反して公平性を欠き、かつ環境面での影響など、様々な問題がある。
そのため、場当たり的な高速道路原則無料化にむけた社会実験の拡大には反対である。財源確保など、真に必要な道路整備に支障をきたす事につながりかねない。
なお、今回の社会実験にあたっては、事前に都に対し調整がなく決定されたという。都内の国道ネットワークのあり方については、都民に直結した問題であり、今後はこのような事案について、事前に十分な調整・協議を行うべきである。
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