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2011年6月 6日 (月)

ルールとモラル

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07rose_ame21 人間社会には「ルール(規則)」とは別に「モラル」と言うものがある。モラルとは、倫理観や道徳意識の ことで、世代や状況によって徐々に変化するマナー(行儀作法)よりも普遍的な価値観を含んでいると言う意味だが、この「モラル」を「ルール(規則)」にすり変える人がいる。つまり、「自分事で無いように考える」傾向がある。

人間には、この「モラル 」こそが一番大事な事なのに、「モラル」を持つ事より「ルール」として考えて「出てはてはいけない枠」を越えてる。このような事が世の中で横行してるから、「法律」で「枠」を作って管理しないといけなくなる。

それでも、ルールの解釈の仕方と勝手な価値観ではみ出す人間が多くなれば「ルール」を厳しくする方向へと動いていく。管理されないといけない社会・・・であり、管理されないと考えられない人間を作る方向になってしまう。何とも悲しく味気ないことだ。

今一度考えなければならないのは、人は二つの選択肢がある事だ。一つは「自己の管理」である。自分で自分自身を「モラル」を持って行動する事であり、二つ目は「管理される事」である。「ルール」を作って貰い、それに従う形で行動する事である。

家庭の躾・教えから「モラルとルール」をしっかりと理解させて、自分で分別する事を教えないと、これからの社会はもっと崩壊していくと危惧している。

人は「モラル」で制御し、「モラル」で自己を管理し、「モラル」で考える事が大切でである。「ルール」と言う管理された社会でないと、「生きていけない」では血の通った人付き合いが希薄になり、恐ろしい世の中に・・・ねたみ・怨念など自己の喪失になる。

人として生まれたからには、「モラル」と言う素晴らしい解釈で物事を捉え行動する事こそが「意義」なのではないだろうか。

「ルール」の崩壊で荒んだ世の中になっているのを止めるには「モラル」の力しかない。一人一人が「モラル」を持った行動で次世代に受け継がせる事が「今を生きる人間」の使命だと思う。どうか「モラル」ある行動をお願いしたい。

モラル(道徳)は最近小学校で教育課程に取り込んでいるが、本来は家庭の躾であり、人として生きていくための知恵である。正常な常識学というべきで、何といっても家庭での躾で人格が決まるファクター大きいと思う。

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