被災者はゴタゴタ国会より救援を!
この頃のニュースは、菅直人首相の退任時期で国会は本来の働きをしていないと有権者は感じている人は多いと思う。未曾有の被害と想定外の放射能の問題で、不安と恐怖に怯えているこの時期に、圧倒的多数で信任得たということで、首相はまだやり残した仕事があるから震災・原発問題が目鼻がつくまでやらせて欲しいと言う。
一刻も早く本格的救済を待っている多くに被災者にとっては、首相が誰であってもいいことだ。首相の手の打ち方が100日経っても、遅い・急所を掴んでいない・人のせいにする・計画性がない・信頼がないなどの理由で自民党・公明党・みんなの党など首相やめろコールが高くなるばかりである。
だが、民主党の誰だったら完璧に出来るのか、自民党の・・・公明党の・・・と考えてみても、思い当たる人は、いないだろう。石原伸晃幹事長は、菅首相が辞めれば、民主党に協力すると言っている。そんなに菅直人首相の信頼が地に落ちてしまったのか?
しかし、菅首相が辞めて民主党の前原さん・野田さんが首相になったら本当に協力してくれるのだろうか?、自民党の執行部は民主党の勢力を弱めるため、大連合の話を出したり、小沢さん・鳩山さんのグループを利用して分裂を狙っていると見ている菅首相の考えているのだろう。
こんな政局のやり取りは、国民はどうでもいい事だ。こんな時期に解散総選挙なんて考えられない。私の推測だが、民主党の岡田幹事長のいう通り、菅首相は10月ぐらいまでは辞めないだろう。
カリスマ性の持った「稲むらの火」の物語で、主人公五兵衛のモデルとなった浜口梧陵(儀兵衛)ような、日本の救世主的人がはいないか?それにしても政治は、信頼・先見性・決断・実行力が必要だ。もうゴタゴタ飽きた。被災者ならずとも、いい加減にして欲しい。
川に溺れて必死で藁をも掴む思いでいる人がいる。救い方を議論している場合か、自殺者も出ているというのに、血の通った人間ではないではないか!国会議員は歳費をいただいている国民の公僕である。自殺まで考えている人がまだまだ沢山いるのだ。国会議員の仕事をして!!
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