エリートとは志を持ち続ける人
東日本大震災は,想像を絶する被害が出ました。今回の大震災から思うことは、「隠忍自重」・「他者への思いやり」です。
『立志は万事の根源なり』これは明治維新で新政府にかかわる人材を数多く輩出した「松下村塾」の吉田松陰の言葉です。今、日本は東日本大震災という未曾有の大惨事に遭遇しています。
志は人が行動するための基盤です。「自分はこういう人生を歩みたい」・「自分の生き方はこうありたい」という心の持ち方こそ「志」であり、志のある人は生き生きと生活しています。人は志を持ち、その実現に向けて努力する過程において、感動的な体験をしたとき、生きがいを強く感じるものです。
将来への方向性が定まれば、それを実現させるために、今、何を、どの様な方法でやらなければならないかという、自分の課題とそれらに取り組む手立てが見えてきます。つまり、夢を持ち目標を立てることからすべてが始まるということです。
東京マラソンで総合第3位、日本人トップでゴールした「川内優輝」選手は、埼玉県在住の県立高校の職員です。2月28日の「東京マラソン」での快挙に関して自らを「日本型エリート育成システムからの落ちこぼれ」と呼ぶように、決して潤沢な資金と時間の中で練習してきた訳ではないのです。
昨夜のNHKラジオ深夜便で落合恵子さんのトーク番組で「エリートとは志を持ち続ける人」という。人間は「夢」を持ち続けることが生きている証でもあり、人間としての存在価値が生まれてくるのだと思います。
エリートとは、ウィキペディア 検索すると・・・エリートは、社会に役立てることを期待されて、選抜と訓練とを受けた存在である。日本語では選良という言葉が示すとおり、社会に必要とされる能力を持つ、人材の一種である。
社会においてエリートは指導的な影響力を持っている。社会科学的には社会システムの上位を占める集団であり、高い権力、戦力、財産のいずれかを保有している。そしてそれらを用いて社会の各分野や職業集団でその構成員の態度や行動を主導することができる。
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