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2011年5月 4日 (水)

旅の終わりはある

06_12801 東日本大震災から早くも2ヶ月が近くになった。今日は「緑の日」で、被災された地方でも、山の樹木は緑と化したことでしょう。例年なら鯉のぼりと、大漁旗がなびかせ元気な三陸海岸を彩る季節であります。

「想定外」の言葉を使ったことで大きな問題になっていますが、約数十 - 百年ごとに起こる三陸沖地震に含まれるという考えから869年7月9日の貞観三陸地震と、2011年3月11日に発生した東日本大震災との類似点が指摘されています。

「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」松尾芭蕉は、(月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である)と言っています。芭蕉(1644-1694)時代は旅の途中に地震や津波に遇われたことはなかたんでしょうか?

人生を旅にたとえると、毎日が先の見えない旅の途中であり、時々人はつまずいたり転んだり、泣いたり笑ったりしながら人生という旅をしています。それは長い旅なのか、短いかは予測しがたいのです。

今回の大震災で亡くなられた方、財産を失われた方は、本当にお気の毒ですが、それが、その人の旅路をたどることになるとは、誰も予測できないのです。だから、その旅の出発点も自分で決められない。

もっとよいところ、よい時代に生まれてきたらよかったのにと思って生まれてきた人も、生まれてこなかったらよかったのにと不満心をもって生まれてきた人もいません。みんなこの世にとって必要だから、大切な命をいただいて生まれてきたのです。

今回の地震で、旅の途中で挫折して、歩く元気をなくしてしまったり、先を見て歩く勇気を失って、座り込んでしまう人もいます。けれども、また人は歩き始めます。それは旅の終わりのあることをみんな知っているからです。

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