少女の言葉
昨日、私達のまち(八王子市片倉町一丁目町会)で、全国交通安全運動一環として、まちの交差点で交通指導をしてした。「この暑いのにご苦労さん、ありがとう」と後ろから大きな声が聞こえた。フッと振り向いたら小学生が下校途中の少女でした。日陰もない場所で暑かったが、その一言はなんとも嬉しかった。
大人でも、声はかけないが、このまちの人がみんなこの少女ように相手の気持ちをいたわる「言葉かけ」はとっても大事なことだと思います。
そして、私は日ごろ、「まちの美化」に腐心している一人ですが、少女の一言が勇気を与えてもらったような気がします。そこで・・・みんなのまちだから、あなたにも出来る「まちの美化」に町民全員参加をお願いしたい。
太陽と緑をたいせつにし、土の香りあるまちを作りましょう。
湯殿川をきれいな水を取り戻しましょう。
市民として自覚をもち助け合って住みよいまちにしよう。
お年寄りや子供をいたわり、若い力を育てるまちにしましょう。
心身とも健やかに笑顔で暮らせるまちにしましょう。
伝統を尊び文化を高め未来に夢と希望がもてるまちにしよう。
個人の力では出来ないことが二人・三人・・十人・・・百人と大きくなればきっと「夢」の持てるまちは出来ます。
地球温暖化とか、メディアでも大きく取り上げられている社会問題はたくさんあります。でも、それがいまひとつ心に響いてこないのは自分ごとに思えないからです。
では、どうすればそれができるかと考えると、ポイントは自分のこととして関心が持てるようなこと・・・キーワードは、「切っ掛け」であるかも知れない。つまり「切っ掛け」づくりを作って町会で考えることだと思います。ボランティアビギナーでも「参加してみたい」と思わせることを考えてみたい。
普段ポイ捨てしている当事者である人も、一度ごみひろいを経験すると、拾う人の気持ちを頭ではなく身体で理解してもらう。無関心だったポイ捨てに意識が働き、次からゴミを捨てられなくなれます。
そうして実体験が、何が起こっても他人事的な社会の中で、他人や街に関心を向けるきっかけになっていけばと思います。
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