リーダーとリーダーシップ
「リーダー」と「リーダーシップ」という言葉は良く聞く言葉だ。どちらも同じような言葉だが、内容は全く異なる。
リーダーとは・・・指導者、先駆者、首領という意味がある。特定の地位に立っている者のことを言う。
リーダーシップとは・・・指導権、指導者としての能力、資質、統率力。つまり、集団の状況に影響を与えるものである。集団の目標や仕事に対して、その集団に影響を与える働きがあると言える。
このように2つの言葉は異なるのだ。リーダーの資質に当てはまるのは、リーダーシップである。リーダーシップは地位に関係なく、誰にでも取ることができるのだ。責任を持って仕事をする、物事を継続する力がある、様々な経験を生かすことができる。
知識に優れていて、仕事が機敏であり、独自性を持っているなど地位に関係なく、力を発揮できるのがリーダーシップである。リーダーシップを持っていくことで、集団に与える影響、組織の成長、個の成長に与える影響は大きい。
また、ウィキペディアでは・・・「リーダーシップ」の概念は非常にさまざまな議論があるが、一般的には一人の人間がその他の人間から服従、信頼、尊敬、忠誠、協力を得られるような方法で人間の思考、計画、行動を指揮でき、かつそのような特権を持てるようになる技術及び才能を指すと考えられている。
それは意思決定を行う指揮、労力や資源を配分・管理する統制、心的作用による統御の三機能から構成されると考えられているのが一般的である。
私はまちづくりを真剣に考えて、住民の協力と理解を得るには、どうすれば良いのか腐心している一人である。基本的には「安心、安全で明るく、住みよい町」を願っているが、住民の心を引きつけ協力して頂くことの難しさを痛感している。
そこで、「リーダーシップとリーダー」について考えてみたのだ。昔からの地元有力者から、不特定で価値観の違った新住者との連携とコンセンサスの難しさを実感している。従来型の住民と新住民とこれからの町づくりを考え、発展させていく事がすごく大事なことと再認識した。
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